リモートログインする

概要

リモートから直接、各装置のWebUIやCLIにアクセスすることができる機能です。
ボタンを押したユーザーのIPアドレスと指定したIPアドレスの通信を一定時間許可します。
インターネットからの通信をリバースプロキシ方式で各装置に転送することで実現します。

ヒント

  • 利用するためには、各拠点に起点装置となるIX/WA/AGシリーズの装置が必要です。

  • EA, SHシリーズは単独で利用できますが、他の装置には転送できません。

  • 対象装置で、あらかじめHTTPS/SSHでログインが可能な状態に設定されている必要があります。

注意

  • 装置側、利用者側の環境でプロキシやファイアウォールを利用している場合、利用できないことがあります。

    • 拠点の起点装置にプライベートアドレスが払い出される回線では利用できません。

    • 通信経路上でファイアウォールやフィルタなど、通信制限がある場合には利用できません。

  • SSHで接続する場合、SSHクライアントソフトが必要です。

IX/WA/AG/EAシリーズの拠点でリモートログインする

対象装置

対応機能一覧 の以下の項目をご参照ください。
  • HTTPSでリモートログインする

  • SSHでリモートログインする

  • アクセスポートの開放

注意

  • 以下の機能を利用する場合は、アクセス先のIX/WA/AGシリーズで、対応しているファームウェアをご利用ください。

    • リモートログインの手動終了

    • アクセス元IPアドレスグループ設定

注意

  • 以下の装置で本機能をご利用の際は、ポート番号はデフォルトのままご利用ください。

    • NA1500A

    • Aspire WX

    • QXシリーズ

操作

ヒント

  • リモートログインする際には、編集モードにする必要があります。

  1. リモートログインしたい装置の 装置詳細画面 を開きます。
  2. 画面右側の詳細情報欄にある「リモートログイン」の項目のボタンを押します。
    WebUIを利用する場合は「HTTPS」を、CLIを利用する場合は「SSH」をクリックします
    remoteaccess
  3. 各種設定を入力します。
    入力後、「反映」ボタンを押します。
    remoteaccess_dialog1

    項目

    説明

    有効時間

    ポートを開放する時間を設定します。
    設定できる時間は1分~120分です。

    アクセス元

    リモートログインを許可するアクセス元を指定します。
    利用中のユーザーのIPアドレスのみ許可したい場合は「利用中IPのみ許可」を選択します。
    利用中IPアドレスに加えて他のIPアドレスも許可したい場合は「アドレスグループも許可」を選択します。
    「アドレスグループも許可」を選択した場合、許可するアドレスグループを選択します。
    アドレスグループについては、 アクセス元IPアドレスグループを設定する をご参照ください。

    アクセス先

    中継先の設定をします。
    インターネットから直接アクセス可能な装置を選択してください。
    自動設定で選択されている装置と異なる装置でインターネットにアクセスしている場合は、手動設定を選択し、対象装置を選択してください。

    注意

    • 設定中に、装置再起動などで装置の IPアドレス が変わると動作しないため、ご注意ください。

  4. 設定が完了すると、対象装置にリモートログインするためのURLと許可中のIPアドレス、リモートログイン可能時刻が表示されます。
    「手動終了」ボタンを押すことで、即時にポート開放を終了できます。
    remoteaccess_dialog2

アクセス元IPアドレスグループを設定する

概要

リモートログインする際に指定するIPアドレスを登録します(IX/WA/AGシリーズ経由のみ)。
利用中のユーザー以外のIPアドレスも許可したい場合は、本設定が必要です。

ヒント

  • 固定のグローバルIPv4アドレスのみ利用可能です。

  • アドレスグループは10個まで追加できます。

  • IPアドレスは、1つのアドレスグループに5個まで登録できます。

操作

ヒント

  • アクセス元IPアドレスグループを設定する際には、編集モードにする必要があります。

  1. 左メニューの「設定」から設定画面を開きます。
  2. 「リモートログイン アクセス元IPアドレスグループ」の「確認/変更」ボタンを押します。
  3. 「追加」ボタンを押します。
    address_group_list1
  4. アドレスグループの名称とIPアドレスを入力します。IPアドレスは複数入力できます。
    入力後、「反映」ボタンを押します。
    これで、アクセス元IPアドレスグループの設定は完了です。
    address_group_add
  5. アクセス元IPアドレスグループを編集/削除する際には、 details を押します。
    address_group_list2
  6. 編集する場合は、各項目を編集して「反映」ボタンを押します。
    削除する場合は、「削除」ボタンを押します。
    address_group_details

SHシリーズにリモートログインする

概要

リモートから装置のWebUIにアクセスすることができる機能です。
SHシリーズのリモートログインのみIPv6環境でも利用することができます。
インターネットまたはNGN網に接続されている必要があります。

操作

ヒント

  • リモートログインする際には、編集モードにする必要があります。

  1. リモートログインしたい装置の 装置詳細画面 を開きます。
  2. 画面右側の詳細情報欄にある「リモートログイン」の項目のボタンを押します。
  3. 各種設定を入力します。
    入力後、「反映」ボタンを押します。
    remoteaccess_dialog3

    項目

    説明

    有効時間

    ポートを開放する時間を設定します。
    設定できる時間は1分~120分です。

    接続タイプ

    リモートログインする環境に応じて選択します。
    - タイプA: IPv4でリモートログイン
    - タイプB: IPv6(NGN網)でリモートログイン
    - タイプC: IPv6(インターネット環境)でリモートログイン
  4. 設定が完了すると、対象装置にリモートログインするためのURLと許可中のIPアドレス、ID, パスワード、リモートログイン可能時刻が表示されます。
    「手動終了」ボタンを押すことで、即時にポート開放を終了できます。

閉域網でリモートログインする

概要

本機能は、閉域網内の管理者が装置にアクセスするために利用する機能(マネジメントネットワークログイン機能)です。
NetMeisterのリモートログイン機能で、グローバルIPの代わりに指定したプライベートIPアドレスを表示します。
管理装置に対してNetMeisterを使わなくても閉域網経由でメンテナンスできる特別な環境での利用を想定しています。

注意

  • 事前に、装置側で管理用IPアドレスの設定をする必要があります。

  • 本機能は装置にアクセスする管理用IPアドレスを通知するだけの機能でポート開放等は行いません。

  • SSHで接続する場合、SSHクライアントソフトが必要になります。

対象装置

対応機能一覧 の「閉域網でリモートログインする」をご参照ください。

操作

ヒント

  • リモートログインする際には、編集モードにする必要があります。

  1. リモートログインしたい装置の 詳細画面 を開きます。
  2. 画面右側の詳細情報欄にある「リモートログイン」の項目のボタンを押します。
    WebUIを利用する場合は「HTTPS」を、CLIを利用する場合は「SSH」を押します。
    management_network_login_hostdetails
  3. 「マネジメントネットワークログイン画面へ」を押します。
    management_network_login_select
  4. アクセス先のURLを表示します。
    このURLから装置にリモートログインできます。
    management_network_login_url