ファームウェアを更新する

概要

装置のファームウェアを更新します。

ヒント

  • 即時更新と日時指定が選択できます。日時指定の場合は結果をメール通知します。

  • ファームウェア更新中はメッセージが表示されます。

注意

  • ファームウェア更新には時間がかかります。更新中はアクションやタブなどの一部操作が制限されます。

  • 続けて作業する場合は数分待ってから更新ボタンを押して、ファームウェアが更新されたことを確認してください。

  • バージョンダウンも可能ですので、誤ってバージョンダウンしないようにご注意ください。

  • WAシリーズ、AGシリーズには留意事項があります。末尾に記載していますので、ご確認ください。

対象装置

対応機能一覧 の「ファームウェアを更新する」をご参照ください。

操作

ファームウェア更新は、装置詳細画面の「アクション」から実行できます。

ヒント

  • ファームウェア更新を実行する際には、編集モードにする必要があります。

  • 現在のバージョンが最新の場合、 new_fw が表示されます。

  • QX-W1100シリーズでは管理下にあるオプション装置のファームウェア更新も選択できます。

action_update_firmware

update_firmware_dialog

No

説明

「アクション」の「ファームウェア更新」を選択します。

上から順番に設定してください。

設定をしたら、「実行」をクリックします。

注意

  • 一部装置で「再起動しない」が選択できますが、その場合はお客様自身で再起動または電源のOFF/ONを実施してください。

WAシリーズ、およびAGシリーズにおける留意事項

装置本体にwa2600.bin、wa1500.bin以外のファームウェアが保存されている場合は、ブートエントリを設定する必要があります。
確認方法、対処方法については以下に記載します。

NetMeisterの装置画面でコマンド実行いただけます。コマンド実行については コマンドを実行する をご参照ください。
(コマンドの詳細については、コマンドリファレンスをご参照ください。
AGシリーズをお使いの方は、ファイル名の記載を"wa"→"ag"と読み替えてください。)

・確認方法
"show storage"コマンドで、装置ストレージに保存されているbinファイルをご確認ください。
ファイル名が、wa2600.bin、wa1500.bin以外のもの(例:wa2600_8_2_11.bin)が含まれている場合は、後述の対処が必要です。

例:以下のように、WA1512において、”wa1500_8_2_11.bin”が存在するため、対処が必要です。
wa_show_storage

・対処方法
以下コマンドで、機種に応じたブートエントリを指定してください。
該当コマンドが複数設定されないように、ご注意ください。
WA2600シリーズ:”boot entry flash wa2600.bin”
WA1500シリーズ:”boot entry flash wa1500.bin”

例:コマンド実行後、以下のように、”boot entry”コマンドが1行のみ設定されていることを確認してください。
wa_show_run

設定後は、”save”コマンドで保存し、NetMeisterからファームウェア更新を行ってください。

こちら にも"boot entry"コマンドに関する解説があります。