3. 準備と設置

3.1. 各部の名称

3.1.1 IX-R2520

<前面(ランプ、コネクタ)>

../_images/3.1-1.png

項目

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機能説明

ZTPランプ

ZTP

ゼロタッチプロビジョニング処理が正常に終了したときに点灯します。

装置起動~ゼロタッチプロビジョニング処理開始前までは点滅(1秒周期)します。

ゼロタッチプロビジョニング処理中のときに点滅(2秒周期)します。

ゼロタッチプロビジョニング処理が異常終了したときに点灯します。

ゼロタッチプロビジョニング処理を開始してから10分経過しても処理が終了しないときに点滅します。

消灯

ゼロタッチプロビジョニングが無効のとき、またはゼロタッチプロビジョニング処理がキャンセルされたときに消灯します。

POWERランプ

PWR

電源投入時に点灯します。

電源投入時の自己診断でハードウェアの問題を検出したとき、または動作中に電源、電圧、温度異常を検出したときに点灯します。

GE0ポートのすべてのインタフェースが停止している状態で、ゼロタッチプロビジョニング処理が異常終了またはゼロタッチプロビジョニング処理を開始してから10分経過しても処理が終了しないときに点滅します。

ストレージへアクセス中に点灯します。
本ランプが青色点灯中は本製品の電源を切らないでください。

STATUS1ランプ

ST1

USB0ポートが使用中のときに点灯します。
USBアクセス中は点滅します。
本ランプ点滅中のUSBメモリの抜去は避けてください。

STATUS2ランプ

ST2

将来サポート予定。

VPNランプ

VPN

IPsec SAが1つ以上確立しているときに点灯します。

PPPランプ

PPP

PPPセッションが1つ以上確立しているときに点灯します。
接続処理中のときは点滅します。

BACKUPランプ

BAK

ネットワークモニター機能のイベント検出時に点灯させることができます。

項目

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機能説明

GE0 SPEEDランプ

SPD

GE0ポートが100Mで動作時に点灯します。

GE0ポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または10Mで動作時に消灯します。

GE0 LINKランプ

LINK

GE0ポートがリンクアップ時に点灯します。

GE0ポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

GE1 SPEEDランプ

SPD

GE1ポートが100Mで動作時に点灯します。

GE1ポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または10Mで動作時に消灯します。

GE1 LINKランプ

LINK

GE1ポートがリンクアップ時に点灯します。

GE1ポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

GE2(SW-HUB)
SPEEDランプ

SPD

GE2のHUBポートが100Mで動作時に点灯します。

GE2のHUBポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または10Mで動作時に消灯します。

GE2(SW-HUB)
LINKランプ

LINK

GE2のHUBポートがリンクアップ時に点灯します。

GE2のHUBポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

項目

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機能説明

ZTPスイッチ

ZTP

起動モードを設定するスイッチです。
ONのときはゼロタッチプロビジョニングモードで起動します。
OFFのときは通常モードで起動します。
工場出荷時のスイッチ設定はONです。

コンソールポート

CONSOLE

装置本体にローカルコンソール端末を接続するためのポートです。
本製品添付のコンソールケーブルで接続します。

GE0ポート

GE0

10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応したイーサネットポートです。

GE1ポート

GE1

GE2ポート

GE2(SW-HUB)

USB0ポート

USB0

USB Type-AのUSBメモリを接続することができます。

INITスイッチ

INIT

本製品のコンフィグを工場出荷時の初期状態に戻すためのスイッチです。
スタートアップコンフィグやデフォルトコンフィグの削除だけでなく、設定モードも含めて工場出荷時の初期状態に戻ります。
初期化を行うとき以外は操作しないでください。

<背面(コネクタ、スイッチ)>

../_images/3.1-2.png

項目

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機能説明

セキュリティスロット

../_images/3.1-3.png
盗難防止用鍵取付穴です。
セキュリティワイヤー(別途準備)を取り付けることで、本製品の盗難を抑止できます。

電源スイッチ

POWER

電源をON/OFFするためのスイッチです。
表面の[ー]を押すとON、[〇]を押すとOFFになります。

電源ACインレット

AC IN

ACコンセントに接続するための電源ACインレットです。
本製品添付の電源ケーブルを接続します。

電源ケーブル固定ベルト

電源ケーブルがACインレットから外れないように固定するベルトです。

メモ

装置起動時にZTPランプが青点灯することがありますが故障ではありません。

3.1.2 IX-R2530

<前面(ランプ、コネクタ)>

../_images/3.1-4.png

項目

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機能説明

ZTPランプ

ZTP

ゼロタッチプロビジョニング処理が正常に終了したときに点灯します。

装置起動~ゼロタッチプロビジョニング処理開始前までは点滅(1秒周期)します。

ゼロタッチプロビジョニング処理中のときに点滅(2秒周期)します。

ゼロタッチプロビジョニング処理が異常終了したときに点灯します。

ゼロタッチプロビジョニング処理を開始してから10分経過しても処理が終了しないときに点滅します。

消灯

ゼロタッチプロビジョニングが無効のとき、またはゼロタッチプロビジョニング処理がキャンセルされたときに消灯します。

POWERランプ

PWR

電源投入時に点灯します。

電源投入時の自己診断でハードウェアの問題を検出したとき、または動作中に電源、電圧、温度異常を検出したときに点灯します。
GE0ポートのすべてのインタフェースが停止している状態で、ゼロタッチプロビジョニング処理が異常終了またはゼロタッチプロビジョニング処理を開始してから10分経過しても処理が終了しないときに点滅します。

ストレージへアクセス中に点灯します。
本ランプが青色点灯中は本製品の電源を切らないでください。

STATUS1ランプ

ST1

USB0ポートが使用中のときに点灯します。
USBアクセス中は点滅します。
本ランプ点滅中のUSBメモリの抜去は避けてください。

STATUS2ランプ

ST2

将来サポート予定。

VPNランプ

VPN

IPsec SAが1つ以上確立しているときに点灯します。

PPPランプ

PPP

PPPセッションが1つ以上確立しているときに点灯します。
接続処理中のときは点滅します。

BACKUPランプ

BAK

ネットワークモニター機能のイベント検出時に点灯させることができます。

項目

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機能説明

GE0 SPEEDランプ

SPD

GE0ポートが2.5G/5G/10Gで動作時に点灯します。

GE0ポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または100Mで動作時に消灯します。

GE0 LINKランプ

LINK

GE0ポートがリンクアップ時に点灯します。

GE0ポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

GE1 SPEEDランプ

SPD

GE1ポートが2.5G/5G/10Gで動作時に点灯します。

GE1ポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または100Mで動作時に消灯します。

GE1 LINKランプ

LINK

GE1ポートがリンクアップ時に点灯します。

GE1ポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

GE2(SW-HUB)
SPEEDランプ

SPD

GE2のHUBポートが100Mで動作時に点灯します。

GE2のHUBポートが1Gで動作時に点灯します。

消灯

未接続または10Mで動作時に消灯します。

GE2(SW-HUB)
LINKランプ

LINK

GE2のHUBポートがリンクアップ時に点灯します。

GE2のHUBポートでデータの送受信時に点滅、点灯します。

項目

表示

機能説明

ZTPスイッチ

ZTP

起動モードを設定するスイッチです。
ONのときはゼロタッチプロビジョニングモードで起動します。
OFFのときは通常モードで起動します。
工場出荷時のスイッチ設定はONです。

コンソールポート

CONSOLE

装置本体にローカルコンソール端末を接続するためのポートです。
本製品添付のコンソールケーブルで接続します。

GE0ポート

GE0

100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T/5GBASE-T/10GBASE-Tに対応したイーサネットポートです。

GE1ポート

GE1

GE2ポート

GE2(SW-HUB)

10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応したイーサネットポートです。

USB0ポート

USB0

USB Type-AのUSBメモリを接続することができます。

INITスイッチ

INIT

本製品のコンフィグを工場出荷時の初期状態に戻すためのスイッチです。
スタートアップコンフィグやデフォルトコンフィグの削除だけでなく、設定モードも含めて工場出荷時の初期状態に戻ります。
初期化を行うとき以外は操作しないでください。

<背面(コネクタ、スイッチ)>

../_images/3.1-5.png

項目

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機能説明

セキュリティスロット

../_images/3.1-3.png
盗難防止用鍵取付穴です。
セキュリティワイヤー(別途準備)を取り付けることで、本製品の盗難を抑止できます。

電源スイッチ

POWER

電源をON/OFFするためのスイッチです。
表面の[ー]を押すとON、[〇]を押すとOFFになります。

電源ACインレット

AC IN

ACコンセントに接続するための電源ACインレットです。
本製品添付の電源ケーブルを接続します。

電源ケーブル固定ベルト

電源ケーブルがACインレットから外れないように固定するベルトです。

メモ

装置起動時にZTPランプが青点灯することがありますが故障ではありません。

3.2. ケーブルについて

3.2.1. LANケーブル

<100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T/5GBASE-T/10GBASE-Tポートに接続する場合>

IX-R2530は、100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T/5GBASE-T/10GBASE-Tを2ポート実装しています。
AutoMDI/MDI-Xに対応しています。

LANケーブルは、以下Cat(カテゴリ)のUTPまたはSTPケーブルをご使用ください。

  • 10GBASE-T : Cat6以上(Cat7推奨)

  • 2.5G/5GBASE-T : Cat5eまたはCat6以上(Cat7推奨)

  • 1000BASE-T : Cat5eまたはCat6

  • 100BASE-TX : Cat5またはCat5eまたはCat6

注意

LANケーブル以外のケーブルを接続しないでください。
故障、焼損の原因となる恐れがあります。

注意

100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T/5GBASE-T/10GBASE-Tポートの100BASE-TXは半二重に対応していません。

メモ

AutoMDI/MDI-Xは、オートネゴシエーションで動作する場合にのみ機能します。

<10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポートに接続する場合>

IX-R2520は、全ポート10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応しています。
IX-R2530は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tを4ポート実装しています。
AutoMDI/MDI-Xに対応しています。

LANケーブルは、以下Cat(カテゴリ)のUTPまたはSTPケーブルをご使用ください。

  • 1000BASE-T : Cat5eまたはCat6

  • 10BASE-T/100BASE-TX : Cat5またはCat5eまたはCat6

注意

LANケーブル以外のケーブルを接続しないでください。
故障、焼損の原因となる恐れがあります。

メモ

AutoMDI/MDI-Xは、オートネゴシエーションで動作する場合にのみ機能します。

3.2.2. 電源ケーブル

本製品添付の電源ケーブルを使用し、100V AC(50/60HZ)の電源に接続します。

注意

ACインレットタに本製品添付の電源ケーブル以外を接続しないでください。
不適切なケーブルをご使用になると、故障、火災、感電の恐れがあります。

3.2.3. コンソールケーブル

コンソール操作を行う場合、本製品添付のコンソールケーブルを使用して本製品のコンソールポートとローカルコンソール端末(パソコンなど)を接続します。

注意

コンソールポートに本製品添付のコンソールケーブル以外を接続しないでください。
不適切なケーブルをご使用になると、誤動作、故障、火災の原因となる恐れがあります。

メモ

ローカルコンソール側がD-SUB9ピンに未対応でありUSBポートはある場合には、D-SUB9ピン-USB変換ケーブル(別途準備)をご用意ください。

3.3. ターミナルソフトについて

本製品を操作するローカルコンソール端末(パソコンなど)として、VT-100準拠のターミナルソフトを使用してください。
ターミナルソフトは以下のように設定してください。

項目

設定

通信速度

9600bps

データ長

8bit

パリティ

なし

ストップビット

1bit

フロー制御

なし

3.4. USBポートについて

本製品のUSBポートには、Type-AのUSBメモリを取り付けることができます。

注意

セキュリティ暗号化機能付きのUSBメモリはサポートしていません。

注意

FAT32以外でフォーマットされたUSBメモリはサポートしていません。

注意

外部USB HUB経由の接続はサポートしていません。

3.5. 設置場所について

動作不良、故障、感電などの原因となることがあるので、次のような場所へは設置しないでください。

  • 不安定(ぐらついた台の上や傾いたところ)な場所

  • 水または薬品のかかる恐れのある場所

  • ほこりの多い場所

  • 直射日光の当たる場所

  • 強い磁気を発生する機器が近くにある場所

  • 放熱を妨げるところ、通気性の悪い場所

  • 振動のある場所

  • 本製品の上に重量物を載せた設置

3.6. セキュリティワイヤーの接続

セキュリティワイヤー(別途準備)を、ラックのフレームなどできるだけ動かない部分に取り付け、装置背面のセキュリティスロットに確実に差し込みます。

../_images/3.6-1.png

メモ

セキュリティワイヤーの取り扱い方法については、別途準備したセキュリティワイヤーのマニュアルをご確認ください。

3.7. 19インチラックへの搭載

IX-R2520/IX-R2530は、オプション品の19インチラック取付棚1U3(19RM-1U3)を使用して19インチラックに搭載することができます。

<19RM-1U3の部品構成>

../_images/3.7-1.png

3.7.1. IX-R2520

IX-R2520は、ラックマウントをラックに取り付けた状態で前面から本製品を取り外すことができる前面挿抜方式と、ラックマウント本体に本製品を固定する本体固定方式での取り付けが可能です。

<前面挿抜方式での搭載方法>

1. ブラケットの取り付け

ブラケットC(19RM-1U3に添付)をブラケット取付用M3x8ネジ(19RM-1U3に添付)を使い、下図に示すように本製品の両側面に取り付けてください。

../_images/3.7-2.png

注意

ブラケットCの取り付け方向に注意してください。
上図のようにブラケットCの曲げを本製品側に向けて取り付けてください。

2. ラックマウントキットへの取り付け

ラックマウント本体の指定角穴に、ブラケットCが入るように本製品を置いてください。

../_images/3.7-3.png
本製品を後方に動かし、ブラケットCをラックマウントの角穴に引っ掛けるようにしてください。
ブラケットがラックマウント本体に引っ掛からない場合は、再度1. ブラケット取り付けの手順のブラケット取り付け作業を行い、装置下部とブラケットの間に隙間を空けるように装着してください。
../_images/3.7-4.png

3. スペーサーで固定する

スペーサー(19RM-1U3に添付)で本製品を固定します。
カチッと音がするまでスペーサーを押し込んでください。
../_images/3.7-5.png

メモ

本図の取り付けはラックマウントキットの左側に本製品を取り付ける場合を示していますが、ラックマウントキットの右側に本製品を取り付ける場合でも取り付けが左右逆になるだけで同様の取り付け手順となります。

<前面挿抜方式での取り外し方法>

スペーサーを左右からつまみ、上に引き上げます。
すべてのスペーサーを取り外したら、本製品を前方向に動かして取り外します。
../_images/3.7-6.png

<本体固定方式での搭載方法>

1. ブラケットの取り付け

ブラケットC(19RM-1U3に添付)をブラケット取付用M3x8ネジ(19RM-1U3に添付)を使い、下図に示すように本製品の片面に取り付けてください。

../_images/3.7-7.png

注意

ブラケットCの取り付け方向に注意してください。
上図のようにブラケットCの曲げを本製品側に向けて取り付けてください。

メモ

本図の取り付けはラックマウントキットの左側に本製品を取り付ける場合を示しています。
ラックマウントキットの右側に本製品を取り付ける場合は、ブラケットCを本製品の左側面に取り付けてください。

2. ラックマウントキットへの取り付け

ラックマウント本体の指定角穴に、ブラケットCが入るように本製品を置いてください。

../_images/3.7-8.png
本製品を前方向に動かし、ブラケットCをラックマウントの角穴に引っ掛けるようにしてください。
ブラケットがラックマウント本体に引っ掛からないようであれば、再度1. ブラケット取り付け作業を行い、装置下部とブラケットの間に隙間を空けるように装着してください。

次に、ラックマウント本体の側面よりM3x8ネジを使い本製品を固定してください。

../_images/3.7-9.png

メモ

本図の取り付けはラックマウントキットの左側に本製品を取り付ける場合を示していますが、ラックマウントキットの右側に本製品を取り付ける場合でも、取り付けが左右逆になるだけで同様の取り付け手順となります。

<本体固定方式での取り外し方法>

ラックマウント本体と固定しているM3x8ネジを取り外します。
M3x8ネジを取り外したら、本製品を後方向に動かして取り外します。
../_images/3.7-9.1.png

3.7.2. IX-R2530

<搭載方法>

IX-R2530は、ラックマウントをラックに取り付けた状態で前面から本製品を取り外すことができる前面挿抜方式での取り付けが可能です。

注意

IX-R2530は、本体固定方式には対応していません。

1. ブラケットの取り付け

ブラケットA(19RM-1U3に添付)をブラケット取付用M3x8ネジ(19RM-1U3に添付)を使い、下図に示すように本製品の両側面に取り付けてください。

../_images/3.7-10.png

注意

ブラケットAの取り付け方向に注意してください。
上図のようにブラケットAの曲げを本製品側に向けて取り付けてください。

2. ラックマウントキットへの取り付け

ラックマウント本体の指定角穴に、ブラケットAが入るように本製品を置いてください。

../_images/3.7-11.png
本製品を後方に動かし、ブラケットAをラックマウントの角穴に引っ掛けるようにしてください。
ブラケットがラックマウント本体に引っ掛からない場合は、再度1.の手順のブラケット取り付け作業を行い、装置下部とブラケットの間に隙間を空けるように装着してください。
../_images/3.7-12.png

3. スペーサーで固定する

スペーサー(19RM-1U3に添付)で本製品を固定します。
カチッと音がするまでスペーサーを押し込んでください。
../_images/3.7-13.png

注意

19インチラック搭載時、高さが1Uをわずかに超えます。

メモ

本図の取り付けはラックマウントキットの左側に本製品を取り付ける場合を示していますが、ラックマウントキットの右側に本製品を取り付ける場合でも取り付けが左右逆になるだけで同様の取り付け手順となります。

<取り外し方法>

スペーサーを左右からつまみ、上に引き上げます。
すべてのスペーサーを取り外したら、本製品を前方向に動かして取り外します。
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3.7.3. 取り付けバリエーション

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3.7.4. ラックへの取り付け

垂直なラックの正面に位置するように、本ラックマウントキットをラックに取り付けてください。
本ラックマウントキットを取り付ける際は、ラック取付用M5x20ネジ(19RM-1U3に添付)を使用してください。
EIA規格ラックに取り付ける場合はネジを4本使用し、JIS規格ラックに取り付ける場合はネジを2本使用して取り付けてください。
../_images/3.7-16.png

注意

本ラックマウントキットを持ち上げてラックに取り付ける場合、安全のためにも2人以上で作業を行ってください。
EIA規格ラックに取り付ける場合、必ず全部のネジ(4本)を使用してください。
取り付けたラックマウントの上に他の機器を積み重ねないようにしてください。
空気の流れを遮断するようなラック取り付け棚は使用しないでください。

3.7.5. 搭載条件

19インチラック(EIA/JIS規格準拠)に搭載する条件として以下の内容を厳守してください。

  • ラックの接地と安定性を確認してください。

  • ラックマウントキットの上段側には1Uのスペースを確保してください。

  • 他の機器の熱の影響を受けないよう、極力19インチラック内の下段側に設置してください。

  • ラックマウントキット添付の取付金具および取付用ネジを使用し、ラックマウントキットと本製品を正しく取り付けてください。

  • 19インチラックへの取り付けは、ラックマウントキット添付のラック取付用ネジで、しっかりと固定してください。

  • 本ラックマウントキットを用いて本製品を事務所などの作業スペースへ設置する際は、できるだけ作業エリアからの距離を確保してください。

  • 風道確保のため、ラックに空き領域を設けてください。

  • ラックに搭載するIX-R2520の周囲温度は45℃以下、IX-R2530の周囲温度は50℃以下としてください。

3.8. スタンドキットの取り付け

IX-R2520は、オプション品のスタンドキットを使用して縦置き設置することができます。

メモ

IX-R2520を縦置き設置する場合は、別売りのスタンドキットを購入する必要があります。

<スタンドキットの部品構成>

../_images/3.8-1.png

3.8.1. IX-R2520

1. スタンドの取り付け

スタンドを、M3x10ネジを使い下図に示すように本製品の左側面に取り付けてください。

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2. 設置

スタンドを下にして立ててください。

../_images/3.8-3.png

3.8.2. 搭載条件

スタンドキットを取り付けて設置する条件として以下の内容を厳守してください。

  • 本製品を縦置きするときは、設置面の傾きに注意してください。
    設置面の傾きが大きいと本製品が不安定になり、倒れる場合があります。
  • スタンドキット添付の取付用ネジを使用し、スタンドキットと本製品を正しく取り付けてください。

  • スタンドキットは、必ず本製品の左側に取り付けてください。

  • スタンド(4個)すべて、確実に取り付けてください。

3.9. ジョイントキットの取り付け

IX-R2520は、オプション品のジョイントキットを使用してIX-R2520を2台重ねることができます。

メモ

IX-R2520を2台重ねて設置する場合は、別売りのスタンドキットを購入する必要があります。

<ジョイントキットの部品構成>

../_images/3.9-1.png

3.9.1. IX-R2520

1. ジョイントの取り付け

ジョイントを、M3x8ネジを使い下図に示すように本製品の両側面に取り付けてください。

../_images/3.9-2.png

2. 上部への本製品取り付け

ジョイントを取り付けた本製品の上に2台目を置き、ジョイントとM3x8ネジで固定してください。

../_images/3.9-3.png

3. 設置

../_images/3.9-4.png

3.9.2. 搭載条件

ジョイントキットを取り付けて設置する条件として以下の内容を厳守してください。

  • 設置面の安定性を確認してください。

  • ジョイントキット添付の取付用ネジを使用し、ジョイントキットと本製品を正しく取り付けてください。

  • ジョイントキットに取り付けられた上側と下側の本製品には、ものを載せたり、上に乗ったりしないでください。

  • ジョイントキットに搭載するIX-R2520の周囲温度は45℃以下としてください。

  • ジョイント(4個)すべて、確実に取り付けてください。