1. はじめにお読みください
1.1. 本マニュアルの注意事項
1.2. 安全にお使いいただくために
本製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、守っていただきたい事項を示しています。
1.2.1. 安全マーク
表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 |
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表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が軽傷を負う可能性が想定される内容および物的損害が想定される内容を示しています。 |
誤った取り扱いを行うと、発火の可能性が想定されることを示しています。 |
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誤った取り扱いを行うと、感電の可能性が想定されることを示しています。 |
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誤った取り扱いを行うと、けがを負う可能性が想定されることを示しています。 |
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誤った取り扱いを行うと、高温による軽傷を負う可能性が想定されることを示しています。 |
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安全のため、機器の水場での使用を禁止することを示しています。 |
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安全のため、機器の分解を禁止することを示しています。 |
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安全のため、電源ケーブルの電源プラグを必ずACコンセントから抜くように指示しています。 |
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安全のため、アース端子付きの機器には必ずアース線を接続するように指示しています。 |
1.2.2. 電源に関するご注意
本製品は、100V AC(50/60HZ)の電源以外は絶対に使用しないでください。
異なる電圧などで使用すると、火災、感電の原因となります。
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電源ケーブルは、必ず本製品添付の電源ケーブルをご使用ください。
不適切なケーブルをご使用になると、本製品の故障や火災、感電の恐れがあります。
付属の電源ケーブルは本製品専用品です。
他の機器には使用しないでください。
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電源プラグはACコンセントに確実に差し込んでください。
電源プラグに金属などが触れると、火災、感電の原因となります。
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本製品の電源ケーブルの接続は、テーブルタップ、分岐コンセント、分岐ソケットを使用したタコ足配線にしないでください。
ACコンセントが過熱し、火災、感電の原因となります。
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電源ケーブルの上にものを載せないでください。
コードの破損による、火災、感電の原因となります。
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アース端子には、必ずアース線を接続してください。
アース線を接続しないと、感電の原因となります。
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電源ケーブルを装置本体に固定するときは、いつでも装置本体の電源を切断できるように、電源ケーブルの電源プラグとACコンセントにすぐ手が届く状態にしておいてください。 |
電源プラグを抜くときは、必ず電源プラグを持って抜いてください。
電源ケーブルの破損による、火災、感電の原因となることがあります。
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ぬれた手で電源プラグをACコンセントに抜き差ししないでください。
感電の原因となることがあります。
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電源プラグをACコンセントに接続してあるときは、ぬれた手で本製品に触れないでください。
感電の原因となることがあります。
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装置本体とケーブルを接続する場合には、必ず電源プラグをACコンセントから抜いてください。
電源プラグをACコンセントに接続したまま、装置本体とケーブルの接続を行うと、感電の原因となることがあります。
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アース線の接続、取り外しを行う場合には、必ず電源プラグをACコンセントから抜いてください。
電源ケーブルをACコンセントに接続したまま、アース線の接続、取り外しを行うと、感電の原因となることがあります。
また、本製品の静電気による損傷を防ぐために、必ず静電防止用リストストラップを着用してください。
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本製品をご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをACコンセントから抜いてください。 |
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本製品の電源にはアルミ電解コンデンサを使用しています。
アルミ電解コンデンサは長時間通電せずに保管すると性能が低下します。
長時間ご使用にならない場合でも、安定してご使用いただくために1年に2時間程度は、電源をONにして通電してください。
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1.2.3. 保管および使用環境に関するご注意
本製品の上や近くに、植木鉢、コップ、化粧品、薬品など、液体の入った容器を置かないでください。
液体が本製品にこぼれたり、本製品の中に入ったりした場合、火災、感電、故障の原因となります。
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本製品を風呂場や加湿器のそばなど、湿度の高いところ(湿度90%以上)では使用しないでください。
火災、感電、故障の原因となります。
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本製品や電源ケーブルを火気やストーブなどの熱器具に近づけないでください。
カバーや電源ケーブルの破損により、火災、感電、故障の原因となることがあります。
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本製品を油飛びや湯気が当たるような場所、ほこりの多い場所に置かないでください。
火災、感電、故障の原因となることがあります。
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本製品を直射日光の当たるところや温度の高いところ(動作保証温度以上)に置かないでください。
内部温度が上がり、火災の原因となることがあります。
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本製品を他の機器と重ねて置かないでください。
内部温度が上がり、火災の原因となることがあります。
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本製品の通風孔をふさがないでください。
通風孔をふさぐと内部温度が上がり、火災の原因となることがあります。
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本製品をぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に置かないでください。
落ちたりして、けがの原因となることがあります。
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本製品を振動、衝撃の多い場所に置かないでください。
落ちたりして、けがの原因となることがあります。
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本製品は、ゴム足が下になるように置いてください。
倒れたり、落ちたりして、けがの原因となることがあります。
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温泉地など硫化水素の発生する場所や海岸などの塩分の多いところでお使いになると、本製品の寿命が短くなることがあります。 |
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本製品をラジオやテレビなどのすぐそばで使用すると、ラジオやテレビに雑音が入ることがあります。
また、強い磁界を発生する機器が近くにあると、逆に本製品にノイズが入ってくることがあります。
雑音やノイズが入る場合は離して使用してください。
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本製品に他の機器を接近配置する場合、当該機器の設置、運用基準を必ず守ってください。
本製品が誤作動する原因になることがあります。
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本製品は一部のデータのバックアップに一次電池を使用しています。
本製品が通電している状態であれば、使用している一次電池は自然放電を除いて電力を消費しません。
しかし、無通電の状態ではデータのバックアップのために電力を消費し続けます。
そのため、無通電の状態で保管しますと、常温環境において5年程度で電池切れが発生し、一部の機能を喪失する恐れがありますのでご注意ください。
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1.2.4. 禁止事項
当社サービスマン以外は、本製品内部の点検、調整、清掃、修理は、危険ですから絶対に行わないでください。
本製品内部には電圧の高い部分があり、火災、感電の原因となります。
本製品内部の点検、調整、清掃、修理は、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターに依頼してください。
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当社サービスマン以外は、本製品内部の分解、改造は絶対に行わないでください。
火災、感電、故障の原因となります。
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本製品に水などの液体が入ったり、本製品をぬらしたりしないようにご注意ください。
火災、感電、故障の原因となります。
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ヒューズの点検、交換は、危険ですから絶対に行わないでください。
感電の原因となります。
ヒューズの点検、交換は、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターに依頼してください。
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本製品の通風孔などの開口部から内部に、金属類や燃えやすいものなどの異物を入れないでください。
そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となることがあります。
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通信コネクタにケーブルを接続する前に必ず正しいケーブルであることを確認してください。
異なったケーブルを接続すると、火災、感電、故障の原因となることがあります。
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本製品の上にものを載せたり、本製品に乗ったりしないでください。
壊れたりして、けがの原因となることがあります。
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IX-R2520の使用中や使用直後は、装置天面や底面、通風孔が高温になる場合がありますので、手を触れないでください。
やけどの恐れがあります。
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IX-R2530の使用中や使用直後は、装置背面の通風孔が高温になる場合がありますので、手を触れないでください。
やけどの恐れがあります。
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1.2.5. 異常時およびトラブルに関するご注意
万一、本製品を落としたり、破損したりした場合、電源プラグをACコンセントから抜いて、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターにご連絡ください。
そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。
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万一、本製品の内部に水などの液体が入った場合、電源プラグをACコンセントから抜いて、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターにご連絡ください。
そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。
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万一、異物が本製品の内部に入った場合、電源プラグをACコンセントから抜いて、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターにご連絡ください。
そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。
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電源ケーブルが傷んだ場合、すぐに電源プラグをACコンセントから抜いて、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターに修理を依頼してください。
そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因となります。
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万一、本製品から煙が出ている、変な臭いがするなどの異常状態のときは、すぐに電源プラグをACコンセントから抜いて、煙が出なくなることを確認して、お買い求めの販売店または担当のサービスセンターに修理をご依頼ください。
そのまま使用すると、火災、感電の原因となります。
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落雷の恐れがあるときには、本製品の電源を切り、必ず電源プラグをACコンセントから抜いてご使用をお控えください。
雷によっては、火災、感電の原因となることがあります。
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雷が鳴っているときは、電源プラグに触れたり、本製品の接続をしたりしないでください。
雷によっては、感電の原因となることがあります。
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1.2.6. お手入れに関するご注意
本製品のお手入れを行う際には、安全のため必ず電源プラグをACコンセントから抜いてください。 |
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購入後、1年に1度は内部の掃除をお買い求めの販売店または担当のサービスセンターにご相談ください。
特に、湿気の多くなる梅雨時期の前に行うと効果的です。
また、内部にほこりがたまったまま長い間掃除をしないと、火災、故障の原因となることがあります。
なお、内部掃除費用についてはお買い求めの販売店または担当のサービスセンターにご相談ください。
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本製品の汚れは、やわらかい布に水または中性洗剤を含ませてよくしぼったあと、軽くふいてください。
汚れをふく際、安全のため必ず電源プラグをACコンセントから抜いてください。
電源プラグの刃、および刃の付近にほこりや金属物が付着している場合は、電源プラグを抜いてから乾いた布で取り除いてください。
そのまま使用すると火災、感電の原因となります。
ベンジン、シンナーなど(揮発性のもの)や薬品を用いてふいたりしますと、変形や変色の原因となることがあります。
また、殺虫剤などをかけた場合も変形や変色の原因となることがありますのでご注意ください。
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1.3. 故障を防ぐためにお守りいただきたいこと
1.3.1. 動作保証温度範囲内で使用する
IX-R2520 : 0~45℃
IX-R2530 : 0~50℃
IX-R2520 : 約25℃
IX-R2530 : 約15℃
1.3.2. 高温温度アラームが発生した場合は設置環境を改善する
1.3.3. アース線は必ず接続する
1.3.4. 安全にお使いいただくためにの記載事項を守る
1.4. 情報処理装置等電波障害自主規制について
IX-R2520、IX-R2530
1.5. 損害について
1.6. 医療機関などでの使用について
1.7. 輸出に関する注意事項
1.8. ソフトウェアの使用について
1.9. 高調波電流規格への適合について
本製品は高調波電流規格 JIS C 61000-3-2に適合しています。
1.10. 本製品の環境配慮ポイント
省エネ
消費電力の低減を考慮しています。
包装材の配慮
古紙配合率70%以上のダンボールを使用しています。
RoHS指令に準拠
- RoHS指令とは、電気、電子機器の特定有害物質の使用制限に関する欧州連合(EU)の規制です。RoHS : Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment
1.11. 廃棄方法について
1.12. 商標について
本マニュアルに記載している会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標、または商標です。
1.13. ソフトウェア使用許諾契約について
1.13.1. ソフトウェア使用許諾契約書
『UNIVERGE IX-R/IX-Vシリーズ ポータルサイト』をご参照ください。
1.14. 各種マニュアルの案内
機能説明書
設定事例集
コマンドリファレンス
syslogリファレンスマニュアル
Webコンソールマニュアル
スタートアップガイド
1.15. 本マニュアルの表記について
1.15.1. 特筆事項の表記について
本マニュアルでは特筆事項について以下の別枠で説明します。
入力例
枠で囲まれた赤字
は、入力例です。利用環境にあった値に置き換えてください。
注意
注意 の枠内は、特に注意していただきたい事項を記載しています。
メモ
メモ の枠内は、便利な使い方などを記載しています。
1.15.2. キーの表記について
本マニュアルではキーの操作として、以下のように表示します。
[Ctrl]、[Z]
1つのキーを押す場合
[Ctrl]+[Z]
2つのキーを同時に押す場合(Ctrlキーを押しながらZキーを押す場合)
1.15.3. コマンド入出力の表示例
本マニュアルではコマンドの入出力例として以下のように表示します。
Router# configure
Router(config)# interface GigaEthernet0.0
Router(config-GigaEthernet0.0)# ip address dhcp receive-default
Router(config-GigaEthernet0.0)# no shutdown
Router(config-GigaEthernet0.0)# exit
Router(config)#
Router(config)# ! 誤ったコマンドの実行
Router(config)# ng
% ng -- Invalid command.
Router(config)#
Router(config)# ! ホスト名を変更
Router(config)# hostname IX-R
IX-R(config)#
IX-R(config)# ! IPアドレスを表示
IX-R(config)# show ip address
Interface GigaEthernet0.0 is up, line protocol is up, 0:01:20
Internet address is 10.0.0.1/24
Address determined by DHCP
Primary DNS server is 10.1.1.1
IX-R(config)#
メモ
コマンド入出力の色付けや強調は本マニュアルのみの表示であり、実際の入出力では行われません。
コマンド入力部分 : 太字
メッセージ : オレンジ
showコマンドの表示結果 : グレー
コメント部分 : グリーン
メモ
本マニュアルでコマンド入出力例を範囲指定した場合、プロンプトを除いた入出力部分のみが選択されます。
1.16. 本マニュアルについてのご意見・ご要望
本マニュアルについてのご意見・ご要望、お気づきの点がありましたら、以下の2次元バーコードにアクセスしてご連絡をお願いします。