マルチベンダ管理機能とは

NetMeister非対応のさまざまなベンダのネットワーク製品をNetMeisterで管理する機能です。

SNMPを利用して管理する方式で、本機能で管理する製品をNetMeister上では「サテライト装置」と呼びます。
利用の際には、各拠点ごとに「マルチベンダ管理機能」に対応した製品(IX-Rシリーズ)が必要です。

注意

  • SNMPで制御するため実現できる機能が異なります。主要機能を確認してください。

  • 「マルチベンダ管理機能」を持つ製品、および「サテライト装置」すべてで Primeライセンス が必要です。

注意

  • マルチベンダ管理機能をIX-Rシリーズでご利用いただくためには、装置側でマルチベンダ管理機能を有効化することが必要です。

対象装置

SNMPエージェント機能を持つネットワーク機器全般

主要機能

以下のような機能に対応しています。

  1. 装置詳細画面

  • 装置画像・フロントパネル・基本情報・各種グラフなど、他の機器と同様の画面構成で確認できます。

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  1. インタフェース監視タブ

  • 指定したインタフェースを監視し、現在の状態と通信量のグラフを表示できます。

  1. MIB監視タブ

  • 指定したプライベートMIBの状態を監視し、現在の状態とグラフを表示できます。

  1. アラーム

  • 指定したプライベートMIBの値にしきい値を設けて、条件を満たしたときにアラーム通知することができます。

  1. コマンド実行機能

  • 対象の装置にSSH または Telnetでログインする機能がある場合、コマンド実行機能で設定を変更できます。

利用方法

  1. サテライト装置をテンプレ―トで初期設定する。

    • 「サテライト装置テンプレートを設定する」を参照して設定してください。

    • 管理したい製品ごとに、あらかじめ「サテライト装置テンプレート」を設定しておく必要があります。

    • 装置の画像やデフォルトで管理したいインタフェース、MIBなどを設定します。

  2. サテライト装置を探索して登録する。

    • 「サテライト装置を探索・登録する」を参照して登録してください。

    • 「マルチベンダ管理機能」に対応した製品(IX-Rシリーズ) に Primeライセンス を適用しておく必要があります。

    • 「サテライト装置管理タブ」から、サテライト装置を探索条件を入力して探索し、登録します。

  3. サテライト装置にライセンスを適用する。

    • サテライト装置 の Primeライセンス を有効化することですべての機能が動作するようになります。

    • サテライト装置ごとに監視内容を変更することも可能です。「サテライト装置設定を個別に変更する」を参照してください。