7. 詳細設定

本章では、かんたん設定で設定した内容を変更することや、新しく設定を追加することができる「詳細設定」について説明します。

メモ

設定を変更したときは、設定の保存を実行してください。

7.1. 基本設定

7.1.1. パスワードの設定

ログイン用のパスワードを設定します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「基本設定」の項目から[パスワードの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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パスワードの設定

番号

項目

内容

1

ユーザー名

本装置にログインするときのユーザー名です。

2

パスワード

本装置にログインするときのパスワードを入力します。

  • 半角英数字で1~80文字まで入力できます。

  • 大文字、小文字は区別されます。

注意

  • パスワードの入力文字は表示されません。
    ●●●のように伏せ文字で表示されます。
  • パスワードは第三者に推測されづらい文字列を入力してください。

メモ

パスワード設定した際、設定したパスワードの強度評価が行われ、その結果が表示されます。

  • スコア : 4 (非常に強い)

  • スコア : 3 (強い)

  • スコア : 2 (普通)

  • スコア : 1 (弱い)

  • スコア : 0 (非常に弱い)

3

認証の有無

ログアウト状態の「装置状態の表示」を確認する際にも認証を行うかの設定です。

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージを確認します。

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7.1.2. 装置名の設定

装置名を設定します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「基本設定」の項目から[装置名の設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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装置名の設定

番号

項目

内容

1

装置名

本装置を識別するための名称を入力します。

  • 半角英数字で2~63 文字まで入力できます。

  • 初期値はRouterです。

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.1.3. 時刻の設定

時刻を設定します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「基本設定」の項目から[時刻の設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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時刻の設定

番号

項目

内容

1

装置時刻

本装置の時刻を設定します。

  • PCの時刻に合わせたいときは、[PCの現在時刻を設定する]を選択します。

  • 手動で設定するときは[手動で設定する]を選択し、時刻を入力します。
    年:2022~2098、月:1~12、日:1~31、時:0~23、分:0~59、秒:0~59
  • NTPサーバーに合わせたいときは、[NTPサーバと同期する]を選択し、NTPサーバーのIPアドレスを入力します。

  • 「現在の設定」は画面を表示したときの本装置の現在時刻が表示されています。

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.1.4. 保守の設定

SSH、Telnet、SNMP、ロギング機能などの保守機能を設定します。
※IX-Vシリーズでは「Telnet」は表示されません。
  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「基本設定」の項目から[保守の設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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保守の設定

番号

項目

内容

1

SSH設定

LAN側インタフェースのSSHサーバー機能の有効/無効を設定します。

2

Telnet設定

LAN側インタフェースのTelnetサーバー機能の有効/無効を設定します。

3

SNMP設定

LAN側インタフェースのSNMPの有効/無効を設定します。

  • 有効化した場合、バージョンでv1/v2cかv3を選択します。


v1/v2cを選択した場合、以下を設定します。
  • コミュニティー設定で、コミュニティー名を設定します。

  • SNMPマネージャーにトラップを送信する場合は、トラップ設定で宛先のIPアドレスを設定します。


v3を選択した場合、以下を設定します。
  • ユーザー名の設定欄に、SNMPv3で使用するユーザー名を設定します。

  • 認証アルゴリズムは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムのパスワードを設定します。

  • 認証パスワード設定は、SNMPv3で使用する認証パスワードを設定します。

  • 暗号化アルゴリズムは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムを設定します。

  • 暗号化パスワードは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムのパスワードを設定します。
    認証パスワードと同じにする場合、「認証パスワードと同じ」をチェックします。
  • SNMPマネージャーにトラップを送信する場合は、トラップ設定で宛先のIPアドレスを設定します。

4

SSH設定

WAN側インタフェースのSSHサーバー機能の有効/無効を設定します。

5

Telnet設定

WAN側インタフェースのTelnetサーバー機能の有効/無効を設定します。

6

SNMP設定

WAN側インタフェースのSNMPの有効/無効を設定します。

  • 有効化した場合、バージョンでv1/v2cかv3を選択します。


v1/v2cを選択した場合、以下を設定します。
  • コミュニティー設定で、コミュニティー名を設定します。

  • SNMPマネージャーにトラップを送信する場合は、トラップ設定で宛先のIPアドレスを設定します。


v3を選択した場合、以下を設定します。
  • ユーザー名の設定欄に、SNMPv3で使用するユーザー名を設定します。

  • 認証アルゴリズムは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムのパスワードを設定します。

  • 認証パスワードは、SNMPv3で使用する認証パスワードを設定します。

  • 暗号化アルゴリズムは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムを設定します。

  • 暗号化パスワードは、SNMPv3で使用する暗号化アルゴリズムのパスワードを設定します。
    認証パスワードと同じにする場合、「認証パスワードと同じ」をチェックします。
  • SNMPマネージャーにトラップを送信する場合は、トラップ設定で宛先のIPアドレスを設定します。

7

装置ロギング設定

ログの取得設定です。
ログ取得の無効化はできません。

8

syslog設定

syslog送信機能の有効/無効を設定します。

  • 有効化した場合、syslogサーバーのIPアドレスを設定します。

9

ロギングレベル設定

ロギングの取得レベルを設定します。

  • 推奨設定は、全機能warn(2:警告レベル)です。

  • 機能ごとにレベルを変更する場合は、個別に詳細設定を選択します。

10

全体設定

全体設定は、warn(2:警告レベル)以外への変更はできません。

11

個別設定

機能ごとに以下のレベルを設定することができます。

error(1:エラーレベル)

warn(2:警告レベル)

notice(3:注意レベル)

info(4:情報レベル)

debug(5:デバッグレベル)

注意

高いレベルに設定すると、ルータの機能に負担がかかります。
必要最小限のレベルでご利用ください。
  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.1.5. NetMeisterの設定

NetMeisterを設定します。

メモ

NetMeisterを利用する場合、あらかじめNetMeisterのサイトで「アカウント登録」と「グループ登録」が必要です。 登録方法については、『NetMeister操作ガイド(HTML)』を参照してください。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「基本設定」の項目から[NetMeisterの設定]をクリックします。

  3. [変更]ボタンをクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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NetMeisterの設定

番号

項目

内容

1

NetMeister

NetMeisterの[有効]/[無効]を設定します。
[有効]に設定すると、アカウント名などを設定することができます。
  1. [有効]または[DDNSなし有効]を選択するとアカウント名などの設定項目が表示されますので、各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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メモ

「DDNSなし有効」はダイナミックDNS機能を有効にしない場合に設定します。

NetMeisterの設定

番号

項目

内容

1

NetMeister

NetMeisterの[有効]/[無効]を設定します。
[無効]に設定すると、アカウント名などの設定項目が隠れます。

2

グループID

NetMeisterの登録ページで申請したグループIDを設定します。

  • 半角英数字または-(ハイフン)で2~63文字まで入力できます。

3

グループパスワード

NetMeisterの登録ページで申請した[グループパスワード]を設定します。

  • 半角英数字、_(アンダーバー)または-(ハイフン)で8~31文字まで入力できます。

  • 大文字、小文字は区別されます。

注意

  • パスワードの入力文字は表示されません。
    ●●●のように伏せ文字で表示されます。
  • パスワードは第三者に推測されづらい文字列を入力してください。

4

拠点ID

NetMeisterに通知するサイト名を変更する必要がある場合は、ここで設定します。

  • 半角英数字または-(ハイフン)で2~31文字まで入力できます。

  • 大文字は、小文字に変換してNetMeisterに通知されます。

注意

  • 拠点IDの先頭と末尾に-(ハイフン)は使用できません。

メモ

  • 拠点IDを省略した場合は、装置名がNetMeisterに通知されます。

5

ホスト名(装置名)

NetMeisterに通知するホスト名を変更する必要がある場合は、ここで設定します。

  • 半角英数字または-(ハイフン)で2~63文字まで入力できます。

  • 大文字は、小文字に変換してNetMeisterに通知されます。

注意

  • ホスト名の先頭と末尾に-(ハイフン)は使用できません。

メモ

  • NetMeisterで受け付けられない文字を装置名に指定している場合などに利用します。

7.2. LAN

注意

IX-VシリーズのLAN側インタフェースを設定するためには、事前に設定が必要です。

  • IX-V100(OCI)はVNICでLAN側インタフェースを追加後、以下system information lanコマンドを設定します。

  • IX-V100(ESXi)はネットワークの作成でLAN側ネットワークを作成後、以下system information lanコマンドを設定します。

system information lanコマンドでLAN側インタフェースを指定します。
以下の設定例では、LAN側インタフェースを GigaEthernet1.0 で設定しています。
Router(config)# system information lan 1 GigaEthernet1.0

メモ

LAN側インタフェースは、以下のインタフェースを使用します。

  • IX-R2530 : GE2.0

  • IX-V100(OCI):VNICの追加およびsystem information lanコマンドで指定したインタフェース

  • IX-V100(ESXi):ネットワークの作成およびsystem information lanコマンドで指定したインタフェース

7.2.1. LANアドレスの設定

LAN側インタフェースのIPアドレスを設定します。

注意

LAN側インタフェースのIPアドレスを変更すると、現在の接続は切断されます。
新しいIPアドレスに接続しなおしてください。
  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「LAN」の項目から[LANアドレスの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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LANアドレスの設定

番号

項目

内容

1

IPアドレス

LAN側IPアドレスを設定します。
IPアドレスを変更すると、現在の接続は切断されます。
新しいIPアドレスに接続しなおしてください。

7.2.2. DHCPサーバーの設定

LAN側インタフェースにDHCPサーバー機能を設定します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「LAN」の項目から[DHCPサーバーの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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DHCPサーバーの設定

番号

項目

内容

1

IPアドレス

LAN側インタフェースに設定されているIPアドレスが表示されます。

2

DHCPサーバー

DHCPサーバー機能の[有効]/[無効]を設定します。

注意

・[無効]を選択したときは、ネットワーク内のパソコンなどのIPアドレスを個別に設定する必要があります。

3

割り当て範囲

DHCPサーバー機能を使用するとき、LAN側インタフェースのネットワーク機器に割り当てるIPアドレスの範囲を指定します。
[自動設定]を選択したときは、LAN側IPアドレスと同一サブネットワークの範囲内全体が指定されます。
[固定設定]を選択したときは、任意のIPアドレス範囲内を指定できます。

注意

・DHCPの割り当て範囲は、LAN側IPアドレスと同一サブネットワークの範囲内である必要があります。

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.3. WAN

※IX-VシリーズをOracle Cloud Infrastructure(OCI)のクラウド環境で使用する場合、「WAN」の設定は未対応です。

7.3.1. プロバイダーの設定

プロバイダーと接続するWAN側インタフェースを設定します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「WAN」の項目から[プロバイダーの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

<IPv4/PPPoE接続(フレッツ光回線利用)の場合>

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IPv4/PPPoE接続の場合(フレッツ光回線利用の場合)

番号

項目

内容

1

プロトコル

[IPv4]を選択します。

2

接続形態

[PPPoE接続(フレッツ光回線利用の場合)]を選択します。

3

接続名

WAN側インタフェースを識別するための名称を入力します。

  • 半角英数字で1~79文字まで入力できます。

  • 初期値はWAN1です。

4

ユーザー名

プロバイダーから通知されているPPPoEユーザー名を設定します。
(フレッツの場合、通常はユーザー名には@を含んでいます。)
  • 半角英数字で1~59文字まで入力できます。

5

パスワード

プロバイダーから通知されているPPPoEパスワードを設定します。

  • 半角英数字で1~79文字まで入力できます。

  • 大文字、小文字も区別されます。

6

WAN側IPアドレス

PPPoE接続のWAN側IPアドレスを設定します。

  • プロバイダーから固定のWAN側IPアドレスが与えられていないときは[自動取得]を、固定IPアドレスが与えられているときは[手動設定]を選択します。

  • [手動設定]を選択したときは、プロバイダーから与えられたIPアドレスを入力し、サブネットマスクをプルダウンメニューから選択します。

注意

  • 他のインタフェースに設定されているIPアドレスを使用することはできません。

  • [自動取得]を選択した場合、IPアドレスを入力することはできません。

7

DNSアドレス

PPPoE接続のDNSサーバーのアドレスを設定します。

  • プロバイダーからDNSサーバーのアドレスが与えられていないときは[自動取得]を、与えられているとき、または独自に指定するときは [手動設定]を選択します。

  • [手動設定]を選択したときは、プロバイダーから与えられたプライマリーDNSサーバーのIPアドレスを上段に、セカンダリーDNSサーバのIPアドレスを下段に入力します。
    セカンダリーは省略可能です。

8

NAPT

NAPTの設定です。
無効化することはできません。

<IPv4/IP接続の場合(ケーブルテレビ回線利用の場合)>

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IPv4/IP接続の場合(ケーブルテレビ回線利用の場合)

番号

項目

内容

1

プロトコル

[IPv4]を選択します。

2

接続形態

[IP接続 (ケーブルテレビ回線利用の場合)]を選択します。

3

接続名

WAN側インタフェースを識別するための名称を入力します。

  • 半角英数字で1~79文字まで入力できます。

  • 初期値はWAN1です。

4

WAN側IPアドレス

IP接続のWAN側IPアドレスを設定します。

  • プロバイダーから固定のWAN側IPアドレスが与えられていないときは[自動取得]を、固定IPアドレスが与えられているときは[手動設定]を選択します。

  • [手動設定]を選択したときは、プロバイダーから与えられたIPアドレスを入力し、サブネットマスクをプルダウンメニューから選択します。

注意

  • 他のインタフェースに設定されているIPアドレスを使用することはできません。

  • 「自動取得」を選択した場合、IPアドレスを入力することはできません。

5

DNSアドレス

IP接続のDNSサーバーのアドレスを設定します。

  • プロバイダーからDNSサーバのアドレスが与えられていないときは[自動取得]を、与えられているとき、または独自に指定するときは[手動設定]を選択します。

  • [手動設定]を選択したときは、プロバイダーから与えられたプライマリーDNSサーバーのIPアドレスを上段に、セカンダリーDNSサーバーのIPアドレスを下段に入力します。
    セカンダリーは省略可能です。

6

NAPT

NAPTの設定です。

  • 通常は[有効]を選択します。

  • インターネットに直接接続せずクローズドな環境で利用する場合は、[無効]を選択することができます。

注意

  • 特殊な環境でないかぎりは、[有効]に設定してください。

<IPv6/IP接続の場合>

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IPv6、IP接続の場合

番号

項目

内容

1

プロトコル

[IPv6]を選択します。

2

接続形態

[IPoE接続]を選択します。

3

接続名

WAN側インタフェースを識別するための名称を入力します。

  • 半角英数字で1~79文字まで入力できます。

  • 初期値はWAN1です。

4

WAN側IPv6アドレス

WAN側IPv6アドレスの設定です。
固定設定することはできません。

5

DNSアドレス

IPoE接続のDNSサーバのアドレスを設定します。
「自動選択」の他、DNSサーバーを追加することができます。
  1. 設定が反映されたことを確認します。

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7.3.2. 静的NAPTの設定

WAN側インタフェースに静的NAPTを設定します。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「WAN」の項目から[静的NAPTの設定]をクリックします。

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  1. [追加]ボタンをクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

メモ

機能リストにない場合やポート番号の変換も必要な場合は、[ポート番号指定]を選択してください。

<機能リスト選択の場合>

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機能リスト選択

番号

項目

内容

1

設定方法

[機能リスト選択]を選択します。

2

機能リスト

外部公開するプロトコル/ポート番号を選択します。

3

プライベート側IPアドレス

プライベート側端末のIPアドレスを設定します。
空欄にした場合、本装置のWAN側IPアドレスで受信します。

<ポート番号指定の場合>

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ポート番号指定

番号

項目

内容

1

設定方法

[ポート番号指定]を選択します。

2

NAPT名

任意のNAPT設定の名称を設定してください。
同一名称の設定がすでにある場合は、その設定を上書きします。
  • 半角英数字で1~31文字まで入力できます。

3

プロトコル

[TCP]か[UDP]を選択します。

4

ポート番号

外部に公開するポート番号を設定します。

5

プライベート側IPアドレス

LAN側端末のIPアドレスを設定します。

6

プライベート側ポート番号

LAN側端末のポート番号を設定します。
IPアドレスだけ変換する場合は、[変換なし]を選択してください。
  1. 設定が追加されたことを確認します。

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7.3.3. WANフィルターの設定

WAN側インタフェースのフィルターを設定します。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

メモ

透過を指定したフィルターを設定した場合、それ以外の通信はすべて廃棄されます。

メモ

本WANフィルターの説明では、IPv4とIPv6を併記しています。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「WAN」の「WANフィルターの設定」の項目から[IPv4]または[IPv6]をクリックします。

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  1. WANフィルターを適用したい方向(受信/送信)、およびログの記録(する/しない)の[追加]ボタンをクリックします。

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メモ

受信フィルターを設定すると、パケット受信時にフィルターの評価を行います。
送信フィルターを設定すると、パケット送信時にフィルターの評価を行います。

メモ

「ログの記録」は、設定したフィルターで廃棄したパケットのログを記録します。
フィルターで廃棄したパケットのログを取得するときは、[する]の項目から追加してください。
フィルターで廃棄したパケットのログを取得しないときは、「しない」の項目から追加してください。
記録した廃棄ログは、「保守管理」の[装置ログの取得]から確認/保存することができます。
  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

../_images/7.3-14.png ../_images/7.3-15.png
WANフィルタの設定

番号

項目

内容

1

シーケンス番号

フィルターのシーケンス番号を入力します。

  • 1~4294967295のシーケンス番号を設定することができます。

  • 複数のフィルターを設定したときは、シーケンス番号の若い順にフィルターの評価を行います。

2

動作

パケットに対する処理動作を[透過]/[廃棄]から選択します。

3

プロトコル

フィルターの対象とするプロトコルをプルダウンメニューから選択します。

  • プロトコルは、[TCP]、[UDP]、[ICMP]、[すべて]、[任意のプロトコル番号]から選択します。

  • [任意のプロトコル番号]を選択したときは、プロトコル番号(1~255)を入力します。

4

送信元IPアドレス

フィルターの対象とする送信元のIPアドレスを設定します。

  • すべてのIPアドレスからのパケットに対してフィルターを行うときは、[すべて]を選択します。

  • 特定のIPアドレスからのパケットに対してフィルターを行うときは、[IPアドレス指定]を選択し、IPアドレスを入力します。

5

送信元ポート番号

フィルターの対象とする送信元のポート番号を設定します。

  • すべてのポート番号のパケットに対してフィルターを行うときは、[すべて]を選択します。

  • 特定のポート番号のパケットに対してフィルターを行うときは、[ポート指定]または[ポート範囲指定]を選択し、
    ポート番号を入力します。

注意

・プロトコルで[TCP]または[UDP]を選択した場合のみ、ポート番号の設定が有効です。

6

送信先IPアドレス

フィルターの対象とする送信先のIPアドレスを設定します。

  • すべてのIPアドレスへのパケットに対してフィルターを行うときは、[すべて]を選択します。

  • 特定のIPアドレスへのパケットに対してフィルターを行うときは、[IPアドレス指定]を選択し、IPアドレスを入力します。

7

送信先ポート番号

フィルターの対象とする送信先のポート番号を設定します。

  • すべてのポート番号のパケットに対してフィルターを行うときは、[すべて]を選択します。

  • 特定のポート番号のパケットに対してフィルターを行うときは、[ポート指定]あるいは[ポート範囲指定]を選択し、
    ポート番号を入力します。

注意

・プロトコルで[TCP]または[UDP]を選択した場合のみ、ポート番号の設定が有効です。

  1. 設定が追加されたことを確認します。

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7.3.4. QoSの設定

QoSを設定します。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「WAN」の項目から[QoSの設定]をクリックします。

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  1. QoS設定の[有効]/[無効]を設定します。

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QoSの設定

番号

項目

内容

1

QoS設定

QoS設定の[有効]/[無効]を設定します。

  1. QoS設定の[有効]を設定した場合、PQの設定およびインタフェースシェーピングの設定が表示されます。

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  1. プライオリティキューイングによる優先制御(PQ)を設定する場合は、PQの設定の[変更]ボタンをクリックします。

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メモ

PQを利用しない場合は、PQの設定の変更は不要です。

  1. 各項目を設定し、[追加]ボタンをクリックします。

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QoSの設定

番号

項目

内容

1

優先度

パケット送信の優先度をプルダウンメニューから選択します。

  • 優先度は、[high]、[medium]、[normal]から選択します。

注意

[high]、[medium]、[normal]のいずれにも設定されていないパケットは、[low]の優先度で制御されます。

2

プロトコル

パケットの対象プロトコルをプルダウンメニューから選択します。

  • プロトコルは、[すべて]、[TCP]、[UDP]、[ICMP]、[指定]から選択します。

  • [すべて]を選択した場合、すべてのプロトコルが対象となります。

  • [TCP]を選択した場合、TCPが対象となり、送信元および送信先にポート番号を指定できる画面が表示されます。

  • [UDP]を選択した場合、UDPが対象となり、送信元および送信先にポート番号を指定できる画面が表示されます。

  • [ICMP]を選択した場合、ICMPが対象となります。

  • [指定]を選択した場合は、入力ボックスが表示され、プロトコル番号(1~255)を入力することができます。

3

送信元アドレス
送信元ポート

送信元のIPv4アドレスを設定します。

  • IPv4アドレスは、[すべて]、[指定]から選択します。

  • [すべて]を選択した場合、すべてのIPv4アドレスが対象となります。

  • [指定]を選択した場合、ネットワークアドレスを入力するボックスが表示されるため、「XXX.XXX.XXX.XXX/XX」形式で
    ネットワークアドレスを入力します。
    送信元ポートの入力ボックスは必要に応じて表示されます。
  • ポートは、[すべて]、[指定]、[範囲指定]から選択します。

  • [すべて]を選択した場合、すべてのポートが対象となります。

  • [指定]を選択した場合、ポート番号を入力するボックスが表示されるため、そのボックスでポート番号を指定します。

  • [範囲指定]を選択した場合は、ポート番号の範囲を指定するボックスが表示され、ポート番号の範囲を指定することができます。

4

送信先アドレス
送信先ポート

送信先のIPv4アドレスを設定します。

  • IPv4アドレスは、[すべて]、[指定]から選択します。

  • [すべて]を選択した場合、すべてのIPv4アドレスが対象となります。

  • [指定]を選択した場合、ネットワークアドレスを入力するボックスが表示されるため、「XXX.XXX.XXX.XXX/XX」形式で
    ネットワークアドレスを入力します。
    送信先ポートの入力ボックスは必要に応じて表示されます。
  • ポートは、[すべて]、[指定]、[範囲指定]から選択します。

  • [すべて]を選択した場合、すべてのポートが対象となります。

  • [指定]を選択した場合、ポート番号を入力するボックスが表示されるため、そのボックスでポート番号を指定します。

  • [範囲指定]を選択した場合は、ポート番号の範囲を指定するボックスが表示され、ポート番号の範囲を指定することができます。

5

ToS

対象となるToS値を設定します。

  • ToS値は、[なし]、[Precedence]、[DSCP]から選択します。

  • [なし]を選択した場合、ToS値を判定の対象外にします。

  • [Precedence]を選択した場合、Precedence値を入力するボックスが表示されるため、数値でPrecedence値を入力します。

  • [DSCP]を選択した場合は、入力ボックスが表示され、数値でDSCP値を入力します。

  1. PQの設定の画面に戻り、設定が反映されたことを確認したあと、[戻る]ボタンをクリックします。

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  1. QoSの設定の画面に戻り、設定が反映されていることを確認します。

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  1. インタフェースシェーピングを設定する場合は、シェーピング設定の[無効]/[有効]を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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メモ

インタフェースシェーピングを利用しない場合は、インタフェースシェーピングの設定は不要です。

インタフェースシェーピングの設定

番号

項目

内容

1

シェーピング設定

シェーピング設定の[有効]/[無効]を設定します。

  1. シェーピング設定の[有効]を選択した場合、シェーピングの詳細設定が表示されます。

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インタフェースシェーピングの設定

番号

項目

内容

1

シェーピング設定

シェーピング設定の[有効]/[無効]を設定します。

2

帯域

帯域を数値で入力します。
単位を、[Mbps]、[Kbps]、[bps]から選択します。
  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

../_images/7.3-27.png

7.3.5. 通信セキュリティの設定

通信セキュリティを設定します。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。
また、[プロバイダーの設定]でNAPTが[有効]に設定されている必要があります。
  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「WAN」の項目から[通信セキュリティの設定]をクリックします。

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  1. セキュリティ強度を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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通信セキュリティの設定

番号

項目

内容

1

セキュリティ強度

セキュリティ強度を選択します。

  • 外部からの不要なパケットをNAPT(IPv4)またはダイナミックフィルター(IPv6)により廃棄する場合は、[レベル1]を選択します。

  • 外部からの不要なパケットをNAPT(IPv4)またはダイナミックフィルター(IPv6)により廃棄し、さらに内部からの不要な通信を制限する場合は、[レベル2]を選択します。

  • VPN通信以外のパケットをすべて廃棄する場合は、[レベル3]を選択します。
    (VPN以外のインターネット上のWebアクセスも禁止します)
  • ケーブルテレビなどで、インターネットへのアクセスができない場合は、[レベル1]を選択してください。

  • [レベル2]を選択したときは、送信時に以下に該当する通信を廃棄します。

宛先IPアドレス

0.0.0.0/8

127.0.0.0/8

169.254.0.0/16

224.0.0.0/4

宛先ポート番号

135

137

138

139

445

送信元ポート番号

135

137

138

139

445

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.4. VPN・クラウド

※IX-VシリーズをOracle Cloud Infrastructure(OCI)のクラウド環境で使用する場合、「VPN・クラウド」の設定は未対応です。

7.4.1. VPNの設定

VPNによる拠点間通信の設定を行います。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「VPN・クラウド」の項目から[VPNの設定]をクリックします。

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  1. [追加]ボタンをクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

<IPsecの場合>

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メモ

接続元と接続先のアドレス契約が両方とも動的IPアドレスの設定はできません。

メモ

接続先の装置経由でインターネット通信を行いたい場合、接続先LAN側ネットワークに「0.0.0.0/0」を設定してください。

メモ

暗号/認証の詳細設定はすべて接続先の装置と一致させてください。

VPNの設定

番号

項目

内容

1

接続種別

[IPsec]を選択します。

2

接続元アドレス契約

自装置のWAN側アドレス契約を選択します。

3

接続先アドレス契約

相手装置のWAN側アドレス契約を選択します。

4

接続名

Tunnelインタフェースを識別するための名称を入力します。

  • 半角英数字で1~79文字まで入力できます。

5

接続先(相手装置) WAN側IPアドレス

接続先のIPアドレスまたはドメイン名を入力します。

注意

接続先アドレス契約で[動的IPアドレス]を選択した場合、IPアドレスまたはドメイン名のいずれも入力することはできません。
接続先WAN側IPアドレスにドメイン名を入力する場合は、接続先アドレス契約を[固定IPアドレス]に設定してください。

6

接続先(相手装置) LAN側ネットワーク

接続先のLAN側のネットワークアドレスを入力します。

  • ネットワークアドレスを入力し、サブネットマスクをプルダウンメニューから選択します。

7

ルーティング

接続先のLAN側ネットワークアドレス以外にも接続するネットワークアドレスがある場合に入力してください。

8

IKE 事前共有鍵

接続先と共通のパスワードを設定します。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

9

IKE アルゴリズム

IKEで使用する暗号と認証のアルゴリズムを選択します。

  • 暗号アルゴリズムは、[DES]、[3DES]、[AES(128 bit)]、[AES(192 bit)]、[AES(256 bit)]から選択します。

  • 認証アルゴリズムは、[MD5]、[SHA1]、[SHA2-256]、[SHA2-384]、[SHA2-512]から選択します。

10

IKE DHグループ

IKEで使用する暗号と認証のDHグループを選択します。

11

IKE ID

接続元または接続先のアドレス契約のどちらかが動的IPアドレスの場合、接続を識別するためのIDを入力してください。

  • 半角英数字で1~255文字まで入力できます。

注意

・接続元と接続先のアドレス契約が両方とも固定IPアドレスの場合、IDを入力することはできません。

12

IPsec アルゴリズム

IPsecで使用する暗号と認証のアルゴリズムを選択します。

  • 暗号アルゴリズムは、[DES]、[3DES]、[AES(128 bit)]、[AES(192 bit)]、[AES(256 bit)]から選択します。

  • 認証アルゴリズムは、[MD5]、[SHA1]、[SHA2-256]、[SHA2-384]、[SHA2-512]から選択します。

<L2TP/IPsecの場合>

{7.4.2. L2TPの設定}をご参照ください。

7.4.2. L2TPの設定

L2TP/IPsecによる、リモートアクセスVPNの設定を行います。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「VPN・クラウド」の項目から[L2TPの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

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注意

L2TP/IPsec設定を反映するためには、設定を保存実施してから再起動が必要です。

L2TP/IPsecの場合

番号

項目

内容

1

接続種別

[L2TP/IPsec]を選択します。

2

同時接続数

L2TP/IPsecで同時に接続する端末の数(1~20)を設定します。

注意

設定変更した場合、再起動が必要です。

3

アドレス割当範囲

端末に割り当てるIPアドレス範囲を設定します。

4

IKE 事前共有鍵

接続先と共通のパスワードを設定します。

  • 事前共有鍵以外の設定は、自動で適切なセキュリティ方式が選ばれます。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

5

接続ユーザーの認証設定

リモートアクセスする端末のユーザー情報を設定します。

  • 少なくとも1人分の登録が必要です。

6

DNSアドレス

接続ユーザーにDNSサーバーのアドレスを通知する場合のみ設定します。

  1. 設定が追加されたことを確認します。

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注意

L2TP/IPsec設定を反映するためには、設定の保存を実施してから再起動が必要です。

7.4.3. クラウドの設定

クラウド接続の設定を行います。

メモ

設定するには、あらかじめ[プロバイダーの設定]が必要です。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「VPN・クラウド」の項目から[クラウドの設定]をクリックします。

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  1. 各項目を設定し、[反映]ボタンをクリックします。

<AWS(Amazon Web Services)にインターネットVPNで接続する場合>

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注意

AWS(Amazon Web Services)とかんたん設定によるVPN接続の併用はできません。

クラウドの設定

番号

項目

内容

1

サービス種別

[AWS (Amazon Web Services)]を選択します。

2

接続形態

[インターネットVPN]を選択します。

3

IPsec Tunnel#1
接続先(クラウド)
WAN側IPアドレス

IPsec Tunnel#1のOutside IP Addresses:のVirtual Private Gatewayを入力します。

4

IPsec Tunnel#1
接続先(クラウド)
VPNアドレス

IPsec Tunnel#1のInside IP Addresses:のVirtual Private Gatewayを入力します。

5

IPsec Tunnel#1
接続先(クラウド)
AS番号
IPsec Tunnel#1のBGP Configuration Options:のVirtual Private Gateway ASN(1~65535)を入力します。
初期値は10124です。

6

IPsec Tunnel#1
接続元(IX-R)
VPNアドレス

IPsec Tunnel#1のInside IP Addresses:のCustomer Gatewayを入力します。

7

IPsec Tunnel#1
接続元(IX-R)
AS番号
IPsec Tunnel#1のBGP Configuration Options:のCustomer Gateway ASN(1~65535)を入力します。
初期値は65000です。

8

IPsec Tunnel#2
接続先(クラウド)
WAN側IPアドレス

IPsec Tunnel#2のOutside IP Addresses:のVirtual Private Gatewayを入力します。

メモ

複数VPNを使用しない場合は、本設定は不要です。

9

IPsec Tunnel#2
接続先(クラウド)
VPNアドレス

IPsec Tunnel#2のInside IP Addresses:のVirtual Private Gatewayを入力します。

メモ

複数VPNを使用しない場合は、本設定は不要です。

10

IPsec Tunnel#2
接続先(クラウド)
AS番号
IPsec Tunnel#2のBGP Configuration Options:のVirtual Private Gateway ASN(1~65535)を入力します。
初期値は10124です。

メモ

複数VPNを使用しない場合は、本設定は不要です。

11

IPsec Tunnel#2
接続元(IX-R)
VPNアドレス

IPsec Tunnel#2のInside IP Addresses:のCustomer Gatewayを入力します。

メモ

複数VPNを使用しない場合は、本設定は不要です。

12

IPsec Tunnel#1
IKE 事前共有鍵

IPsec Tunnel#1のConfigure the IKE SA as followsのPre-Shared Keyを入力します。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

  • 事前共有鍵以外の設定は、自動で以下のパラメーターが選択されます。

IKE (フェーズ1)

バージョン

IKEv1

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

28800秒

IPsec (フェーズ2)

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

3600秒

13

IPsec Tunnel#2
IKE 事前共有鍵

IPsec Tunnel#2のConfigure the IKE SA as followsのPre-Shared Keyを入力します。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

  • 事前共有鍵以外の設定は、自動で以下のパラメーターが選択されます。

IKE (フェーズ1)

バージョン

IKEv1

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

28800秒

IPsec (フェーズ2)

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

3600秒

メモ

複数VPNを使用しない場合は、本設定は不要です。

<Microsoft Azureに接続する場合>

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Microsoft Azureに接続する場合

番号

項目

内容

1

サービス種別

[Microsoft Azure]を選択します。

2

接続形態

[インターネットVPN]を選択します。

3

接続先(クラウド)
WAN側IPアドレス

接続先のIP アドレスを入力します。

4

接続先(クラウド)
LAN側ネットワーク

接続先のLAN側のネットワークアドレスを入力します。

  • ネットワークアドレスを入力し、サブネットマスクをプルダウンメニューから選択します。

5

IKE 事前共有鍵

接続先と共通のパスワードを設定します。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

  • 事前共有鍵以外の設定は、自動で以下のパラメーターが選択されます。

IKE (フェーズ1)

バージョン

IKEv1

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

28800秒

IPsec (フェーズ2)

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

なし

ライフタイム

3600秒

<NEC Cloud IaaSに接続する場合>

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NEC Cloud IaaSに接続する場合

番号

項目

内容

1

サービス種別

[NEC Cloud IaaS]を選択します。

2

接続形態

[インターネットVPN]を選択します。

3

接続先(クラウド)
WAN側IPアドレス

接続先のIP アドレスを入力します。

4

接続先(クラウド)
LAN側ネットワーク

接続先のLAN側のネットワークアドレスを入力します。

  • ネットワークアドレスを入力し、サブネットマスクをプルダウンメニューから選択します。

5

IKE 事前共有鍵

接続先と共通のパスワードを設定します。

  • 半角英数字で1~128文字まで入力できます。

  • 事前共有鍵以外の設定は、自動で以下のパラメーターが選択されます。

IKE (フェーズ1)

バージョン

IKEv1

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

28800秒

IPsec (フェーズ2)

暗号化/認証方式

AES128/SHA-1

DHグループ

2 (1024-bit)

ライフタイム

3600秒

  1. 「設定内容を変更しました。」のメッセージが表示され、設定が反映されたことを確認します。

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7.5. デバイス

※IX-Vシリーズを使用する場合、「デバイスの設定」は変更することができません。

7.5.1. デバイスの設定

ポートのデバイス設定を変更します。

  1. ログイン後のメニューエリアから[詳細設定]をクリックします。

  2. 「デバイス」の項目から[デバイスの設定]をクリックします。

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  1. 状態を変更したいデバイスの[変更]ボタンをクリックします。

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  1. デバイスの利用や回線速度を選択し、[反映]ボタンをクリックします。

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メモ

回線速度は、イーサネットポート選択時のみ表示されます。

  1. 設定が反映されたことを確認します。

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メモ

ケーブルが接続されていない場合、duplexや回線速度は表示されません。