9.2. ソースアドレスセレクション
UNIVERGE IX-R/IX-V シリーズからパケットを送信する場合の、ソース(送信元)アドレスをどのように決定するか、ソースアドレスセレクションの一連の動作について説明します。
9.2.1. IPv4ソースアドレスセレクション
IPv4ソースアドレスセレクションの一連の動作について説明します。
詳細な判定順序は以下のようになります。
セカンダリアドレスもソースアドレスセレクションの対象になります。
9.2.1.1. 動的アドレス(DHCP)、または、unnumberedでソースアドレスインタフェースが指定されていない場合
送信インタフェースのプライマリアドレス
送信インタフェースのセカンダリアドレス
16進表記したときに最も大きい有効(ホスト受信可能)アドレス
9.2.1.2. unnumberedでソースアドレスインタフェースが指定されている場合
送信インタフェースのプライマリアドレス
指定したインタフェースのプライマリアドレス
送信インタフェースのセカンダリアドレス
16進表記したときに最も大きい有効(ホスト受信可能)アドレス
注釈
インタフェース指定したインタフェースのセカンダリアドレスは優先されません。
NAPTアドレスの場合には、指定インタフェースの検索のみ行います。
9.2.2. IPv6ソースアドレスセレクション
IPv6ソースアドレスセレクションの一連の動作について説明します。