2.4.8. L2TP/IPsec(L2TPv2)利用時のWindows10 NATトラバーサルの設定
概要
本事例は、Windows10 PCのNATトラバーサル設定例です。
NATトラバーサルが無効の場合、L2TP/IPsec接続ができない場合があります。
OSのバージョンによって、NATトラバーサル設定がデフォルトで無効となっている場合があります。
※NATトラバーサルは、接続先のWAシリーズと接続元のWindows PCの間にNAT/NAPT環境が存在する場合には設定必須
※OSのバージョンによって画面構成が異なる場合があります。
Windows10 PC NATトラバーサル設定
「レジストリエディタ」を起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent」を開きます。
- 「AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule」の値を確認します。設定が無ければ、[DWORD (32ビット)]で新規作成し、「2」をセットします。※値が「0」の場合は、NATトラバーサルが無効のため、同様に「2」に設定してください。
PCを再起動します。
注意
本事例は、設定例を示したものであり、動作を保証するものではありません。
ご利用いただく場合には、検証の上ご利用ください。