無線デバイスの接続状態を見る
概要
QX-Wシリーズは、無線端末の接続フェーズ毎の失敗状況と、最終的な接続割合を確認することができます。
接続失敗端末の情報を参考にイベントログや対象APの確認など、障害の切り分けに利用可能です。
項目
説明
アソシエーション
端末が接続する際のアソシエーション処理で失敗した端末の割合をグラフで表示します。グラフを選択することで失敗端末情報が表で表示されます。認証
アソシエーション処理後のDot1x認証やMAC認証などで失敗した端末の割合をグラフで表示します。グラフを選択することで失敗端末情報が表で表示されます。接続状態
最終的な現在の接続割合を表示します。失敗数は接続までのフェーズの失敗の総数です。グラフをクリックすると無線LANタブに移動し、接続状態の端末を確認できます。
また、無線端末の接続フェーズ毎の失敗数グラフを表示できます。
対象装置
対応機能一覧 の以下項目をご参照ください。
無線デバイスの接続状態を見る
無線デバイスの接続失敗数グラフ表示
注意
本機能を利用するためには、以下の装置に対して、Primeライセンスを適用 もしくは Primeトライアルを開始する必要があります。
利用したい装置(QX-Wシリーズの AC / Anchor-AC / FAT)
利用したい装置の配下にある全アクセスポイント(QX-Wシリーズの FIT / Anchor-FIT)
操作
- デバイス接続状態を確認したい装置の 詳細画面 を開きます。
- 「接続フェーズ」タブを選択します。接続に失敗しているデバイスが1台以上ある場合は、タブに
を表示します。
- 接続フェーズ情報を表示します。各フェーズをクリックすると、失敗しているデバイス情報を表示します。「接続状態」をクリックすると、「無線LAN」タブを表示します。接続失敗数グラフでは、期間を指定してグラフを表示できます。「CSV出力」ボタンを押すと、表示している期間の接続失敗数データをCSVファイルでダウンロードできます。
ヒント
接続失敗数グラフは、過去90日まで表示できます。
接続失敗数グラフの分解能は以下のとおりです。
3日以下の範囲を指定した場合:5分
7日以上の範囲を指定した場合:1時間