4. UNIVERGE IX-Vシリーズのデプロイ - ESXi -

VMware環境にIX-Vを配置する構成例は以下のとおりです。
本資料ではこの構成例に沿った設定を行います。
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4.1. UNIVERGE IX-Vシリーズのイメージファイルの取得

UNIVERGE IX-Vシリーズのポータルサイト から、UNIVERGE IX-Vシリーズのイメージファイルを取得します。

  • はじめに、IX-Vシリーズの 利用規約 をお読みになり内容に同意の上ご利用ください。

  • IX-Vシリーズの ダウンロードページ でリンクを開き、 [ダウンロード] ボタンをクリックします。

  • 少し待つとダウンロードURLが表示されます。

  • ダウンロードURLをクリックしてイメージファイルをダウンロードします。

注釈

ダウンロードURLの有効期限は1時間です。

4.2. VMware ESXi へのログイン

  • WebブラウザでVMware ESXiにログインします

    _images/esxi_login.png

4.3. 仮想ネットワークの作成

IX-Vをデプロイする仮想ネットワークを作成します。

4.3.1. 仮想スイッチの作成

  • 画面左のナビゲータで 「ネットワーク」 を選択します。

  • 物理NICのタブを開きます。

  • 必要な数の物理NICが表示されていることを確認します。

  • MACアドレスから、インターネットに接続する物理NICとLANに接続する物理NICの名前(vmnic0~1)を確認します。

    _images/network_pnic.png
  • 仮想スイッチのタブを開きます。

  • 「標準仮想スイッチの追加」 をクリックします。

_images/network.png
  • 標準仮想スイッチの追加画面が開きます。

  • vSwitch名:に仮想スイッチの名前を入力します。

    ここでは 「vSwitch1」 とします。

  • アップリンク1:仮想スイッチに接続する物理NICを選択します。

    ここではvmnic1を選択します。

  • セキュリティ:ルータで必要な動作に応じてセキュリティを設定します。

    ここでは 「無差別モード」「MACアドレス変更」「偽装転送」 を承諾に変更します。

    _images/network_add_vswitch.png
  • vSwitch1が追加されたことを確認します。

    _images/network_added_vswitch.png
  • 同様にvSwitch2を追加します。

  • 物理NICはvmnic2を選択します。

    _images/network_add_vswitch2.png
  • vSwitch2が追加されたことを確認します。

    _images/network_added_vswitch2.png
  • 仮想スイッチの作成は完了です。

4.3.2. ポートグループの作成

  • ネットワークの画面でポートグループのタブを開きます。

  • "VM Network"と"Management Network"が初めから作成されています。これはESXiの管理用ポートグループなので変更しません。

  • 「ポートグループの追加」 をクリックします。

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  • ポートグループの追加画面が開きます。

  • 名前:ポートグループの名前を入力します。

    ここでは 「Internet」 とします。

  • 仮想スイッチ:ポートグループを割り当てる仮想スイッチを選択します。

    ここでは 「 vSwitch1 」 を選択します。

  • セキュリティ:ポートグループのセキュリティを設定します。

    ここでは 「vSwitchから継承」 を選択します。

  • 追加をクリックします。

    _images/network_add_portgroup1.png
  • ポートグループ 「Internet」 が追加されていることを確認します。

    _images/network_added_portgroup1.png
  • 同様にもう1つポートグループを作成します。

  • 名前: 「 LAN 」 とします。

  • 仮想スイッチ: 「 vSwitch2 」 を選択します。

  • セキュリティ: 「vSwitchから継承」 を選択します。

  • 追加をクリックします。

    _images/network_add_portgroup2.png
  • ポートグループ 「LAN」 が追加されていることを確認します。

    _images/network_added_portgroup2.png

ポートグループの作成は完了です。

4.4. 仮想マシンの作成

IX-Vの仮想マシンを作成します。

  • ナビゲータで 仮想マシン を選択します。

  • 仮想マシンの作成/登録 をクリックします。

    _images/vm_1.png
  • 新規仮想マシン 画面が表示されます。

  • OVFファイルまたはOVAファイルから仮想マシンをデプロイ を選択します。

  • 「次へ」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add.png
  • 仮想マシンの名前を入力します。ここでは IX-V と入力します。

  • OVAファイルを選択します。IX-Vの製品ページから取得したOVAファイルを選択します。

    図のファイル名は、実際のファイル名と異なる場合があります。

  • 「次へ」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add_select_ova.png
  • 仮想マシンのストレージを選択します。

    ここでは datastore1 を選択します。

  • 「次へ」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add_select_storage.png
  • 使用許諾契約書を確認します。

  • 内容に同意する場合は 同意します をクリックします。

  • 「次へ」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add_eula.png
  • デプロイのオプションを設定します。

  • IX-VのGigaEthernetポートに、事前に作成したポートグループを割り当てます。

  • IX-Vを使用する規模に応じてデプロイタイプを選択します。

    ここでは以下のように設定します。

    ネットワークのマッピング: GigaEthernet0 = Internet
    ネットワークのマッピング: GigaEthernet1 = LAN
    デプロイタイプ: 最小構成(メモリ4GB)
    ディスクプロビジョニング: シン
    自動的にパワーオン: チェック
  • 「次へ」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add_deploy.png
  • 設定を確認します。

  • 問題なければ「完了」ボタンをクリックします。

    _images/vm_add_confirmation.png
  • 仮想マシンの画面で、作成したIX-V仮想マシンが表示されていることを確認します。

    _images/vm_add_listed.png

4.5. IX-Vの起動

  • 仮想マシンの一覧画面を表示します。

  • IX-V の名前をクリックして仮想マシンの詳細画面を開きます。

    _images/vm_start_list.png
  • パワーオン をクリックすると仮想マシンが起動します。

    既に起動している場合は パワーオン はグレー表示になりクリックできません。

    _images/vm_start_detail_poweron.png
  • コンソール メニューで ブラウザコンソールを開く をクリックします。

    _images/vm_start_detail_poweron2.png
  • Router login: のプロンプトが表示され、IX-Vの起動が完了しました。

    _images/vm_start_login.png