QoS

コマンド一覧

コマンド コマンドの機能
service-policy enable 帯域制御/優先制御の有効設定
service-policy input 受信パケットに対するポリシーマップ適用
service-policy output 送信パケットに対するポリシーマップ適用
traffic-shape インタフェースのトラフィックシェーピングの設定

帯域制御/優先制御の有効設定

[入力形式]
service-policy enable
no service-policy enable
[パラメータ]
なし
[説明]
帯域制御/優先制御を有効にします。
イーサネットでベースインタフェースのみに設定した場合、
サブインタフェース経由で送信されるパケットも
ベースインタフェースのポリシーマップおよびシェーピングに従います。
[デフォルト値]
無効
[実行モード]
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-policy enable
no service-policy enable
[ノート]
なし

受信パケットに対するポリシーマップ適用

[入力形式]
service-policy input POLICYMAP-NAME
no service-policy input
[パラメータ]

POLICYMAP-NAME...ポリシーマップ名

  • 31文字以内の文字列
[説明]
指定したインタフェースから受信するパケットに対してポリシーマップを適用します。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-policy input ch1_policy
no service-policy input
[ノート]
なし

送信パケットに対するポリシーマップ適用

[入力形式]
service-policy output { POLICYMAP-NAME }
no service-policy output
[パラメータ]

POLICYMAP-NAME...ポリシーマップ名

  • 31文字以内の文字列
[説明]
指定したインタフェースから送信するパケットに対してポリシーマップを適用します。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-policy output ch1_policy
no service-policy output
[ノート]
帯域制御/優先制御の設定を有効にする必要があります。
[IX2000/IX3000シリーズ差分]
  • default-policy-map-ngn オプション未サポート

インタフェースのトラフィックシェーピングの設定

[入力形式]
traffic-shape rate [ kbps | mbps ] CIR [ BC [ BE ] ]
no traffic-shape rate
[パラメータ]

kbps ... CIRに入力する単位をkbpsに変更する

mbps ... CIRに入力する単位をMbpsに変更する

CIR ... committed information rate

  • 範囲: 8000~1000000000 (kbps,mbps未指定時 単位:bps)
  • 範囲: 8~10000000 (kbpsオプション指定時 単位:kbps)
  • 範囲: 1~10000 (mbpsオプション指定時 単位:Mbps)

BC ... committed burst rate (ビット)

  • 範囲: 8~1000000000
  • デフォルト値:CIR ÷ 1000 (1ミリ秒あたりのビット数)

BE ... excess burst rate (ビット)

  • 範囲: 0~1000000000

  • デフォルト値:

    BCと同じ値 (BCがデフォルト値の場合)
    0 (BCを設定している場合)
[説明]
指定インタフェースから送信されるトラフィックに対してシェーピングを行います。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
traffic-shape rate 64000
traffic-shape rate kbps 100000 1000 0
no traffic-shape rate
[ノート]
帯域制御/優先制御の設定を有効にする必要があります。

コマンド変更情報

Ver1.1 コマンド変更情報