マルチベンダ管理

コマンド一覧

コマンド コマンドの機能
service-edge alarm notify サテライト装置アラームの重要度設定
service-edge enable マルチベンダ管理機能の有効化
service-edge suppress-feature サテライト装置の個別機能の無効化
service-edge traffi-collection-mode トラフィック収集モードの設定
service-edge update サテライト装置登録実行
show service-edge discover サテライト装置探索結果の表示
show service-edge statistics サテライト装置統計情報の表示
show service-edge status サテライト装置情報の表示
clear service-edge statistics サテライト装置統計情報のクリア

注釈

本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置アラームの重要度設定

[入力形式]
service-edge alarm notify TYPE SEVERITY
no service-edge alarm notify TYPE
[パラメータ]

TYPE ...設定対象

  • link-status...リンクダウンアラーム
  • monitor ...装置接続断アラーム

SEVERITY ...アラームで通知する重要度

  • error
  • warn
  • notice
  • info
  • off
[説明]
サテライト装置のアラーム重要度を設定します。
設定対象のアラーム毎に重要度が設定可能です。
off を設定すると NetMeister へアラームの通知を行いません。
[デフォルト値]
service-edge alarm notify link-status off
service-edge alarm notify monitor warn
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-edge alarm notify link-status warn
no service-edge alarm notify link-status
[ノート]
デフォルト値は上記のとおりですが、デフォルト値を設定するとコンフィグに表示されます。
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

マルチベンダ管理機能の有効化

[入力形式]
service-edge enable
no service-edge enable
[パラメータ]
なし
[説明]
マルチベンダ管理機能を有効化します。
本設定がない場合、サテライト装置の探索、監視は行いません。
設定変更反映は即時実施します。
[デフォルト値]
無効
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-edge enable
no service-edge enable
[ノート]
NetMeisterからサテライト装置の探索、監視を行う場合、事前に有効化しておく必要があります。
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置の個別機能の無効化

[入力形式]
service-edge suppress-feature { alarm | metrics }
no service-edge suppress-feature { alarm | metrics }
[パラメータ]

alarm ...アラーム送信

metrics ...メトリクス送信

[説明]
サテライト装置の個別機能を無効化します。
本コマンドで設定した機能については NetMeister との連携が行われません。
マルチベンダ管理機能が無効の場合、本コマンドの設定有無に関わらず、機能は無効化されます。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-edge suppress-feature alarm
service-edge suppress-feature metrics
no service-edge suppress-feature alarm
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

トラフィック収集モードの設定

[入力形式]
service-edge traffic-collection-mode 32bit-fallback
no service-edge traffic-collection-mode
[パラメータ]

32bit-fallback ... 32ビットフォールバック互換モード

各サテライト装置毎に64ビットカウンタのifHCIn/OutOctetsの取得に失敗した場合は 32 ビットカウンタの ifIn/OutOctets 取得を試みます。

  • 通常、サテライト装置の送受信量(バイト)は RFC2863 で定義される ifHCInOctets と ifHCOutOctets の 64 ビットカウンタを取得して管理します。
  • サテライト装置によってはRFC1213で定義されている ifInOctets、ifOutOctets の 32 ビットカウンタのみ実装している装置があり、本オプションにより 32 ビットカウンタで取得するように動作を変更できます。

(注意事項)

  • 32ビットカウンタ取得では 5分平均115Mbps以上もしくはサテライト装置からカウンタ取得ができない期間が発生した場合、カウンタのオーバフローにより正しい値の取得ができません。
  • 32ビットカウンタで取得しているサテライト装置は show service-edge status で確認できます。
[説明]
トラフィック収集モードの設定を行います。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-edge traffic-collection-mode 32bit-fallback
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。
本コマンドは Ver1.2.15以前では使用できません。

サテライト装置登録実行

[入力形式]
service-edge update
[パラメータ]
なし
[説明]
サテライト装置登録を実行します。
NetMeister との接続が有効の場合、本コマンドを実行することにより
NetMeister へサテライト装置情報が通知されます。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator
[入力例]
service-edge update
[ノート]
IX-R が Primeライセンスが未適用の場合、本コマンドでは何も行いません。
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置探索結果の表示

[入力形式]
show service-edge discover
[パラメータ]
なし
[説明]
サテライト装置探索結果を表示します。
サテライト装置の探索を実行すると、前回の探索結果は上書きされます。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
[入力例]
show service-edge discover
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置統計情報の表示

[入力形式]
show service-edge statistics
[パラメータ]
なし
[説明]
サテライト装置に関する統計情報を表示します。
表示される情報は
- NetMeister からのタスク実行回数
- NetMeister へ通知したアラーム回数
- 内部コマンド情報
になります。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
[入力例]
show service-edge statistics
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置情報の表示

[入力形式]
show service-edge status [ detail ]
[パラメータ]
なし
[説明]
サテライト装置の情報を表示します。
detail を指定すると監視対象のインタフェース、Private MIB情報も合わせて表示します。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
[入力例]
show service-edge status
show service-edge status detail
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。

サテライト装置統計情報のクリア

[入力形式]
clear service-edge statistics
[パラメータ]
なし
[説明]
サテライト装置の統計情報をクリアします。
[デフォルト値]
なし
[実行モード]
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]
Administrator/Operator/Monitor
[入力例]
clear service-edge statistics
[ノート]
本コマンドは IX-R シリーズでのみ利用できます。