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コマンド一覧

コマンド

コマンドの機能

mobile authentication accept

認証方式の設定

mobile carrier

モバイル回線キャリアの設定

mobile expected-attachment recovery disable

未接続検出時の給電OFF/ONの無効設定

mobile expected-attachment recovery reboot

未接続検出時の装置自動再起動の有効/無効設定

mobile health-check timer

モバイルヘルスチェック タイマー

mobile id

発呼先の APN の登録

mobile password

NDIS 接続の発呼先パスワードの登録

mobile packets-limit

モバイル回線パケット使用量上限値の設定

mobile packets-watch enable

モバイル回線パケット使用量監視有効設定

mobile pin

PIN コード入力設定

mobile quality-log enable

モバイル回線情報のsyslog出力機能の有効/無効設定

mobile quality-log interval

モバイル回線情報のsyslog出力間隔の設定

mobile reconnect-time

バックオフタイマーの上限設定

mobile reconnect-time enable

バックオフタイマー設定の有効化

mobile recovery disable

リカバリ機能の無効化

mobile recovery reboot

モバイル接続自動再起動の有効/無効設定

mobile username

NDIS 接続の発呼先のユーザー名の登録

mobile zero-signal recovery enable

アンテナレベル0リカバリの有効/無効設定

pin-authentication

PIN コード認証設定変更

pin-code

PIN コード変更

pin-unlock

PIN ロック解除

show mobile history

モバイル情報履歴の表示

show mobile packets

モバイル回線パケット使用量の表示

show mobile statistics

データ通信端末の統計情報の表示

show mobile status

データ通信端末の運用状態の表示

clear mobile history

モバイル情報履歴のクリア

clear mobile packets statistics

モバイル回線パケット使用量のクリア

認証方式の設定

[入力形式]
mobile authentication accept { chap | pap }
no mobile authentication accept
[パラメータ]

chap...MobileEthernet 接続時に chap で認証を行う

pap...MobileEthernet 接続時に pap で認証を行う

[説明]
モバイル回線の認証方式を設定します。
[デフォルト値]

chap

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile authentication accept pap
no mobile authentication accept
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
chap/pap を自動的に選択する機能はありません。
認証を行う場合は必ずどちらかの認証方式を設定してください。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線キャリアの設定

[入力形式]
mobile carrier { auto | docomo | kddi | softbank }
[パラメータ]

auto...自動判別 (docomo, kddi, softbank から自動選択)

docomo...NTT DOCOMO MNO/MVNO

kddi...KDDI MNO/MVNO

softbank...Softbank MNO/MVNO

[説明]
接続する通信事業者を設定します。
[デフォルト値]

auto

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile carrier docomo
no mobile carrier
[ノート]
IX-R2610-4G の内蔵モジュールで接続する場合のみ有効な設定です。
内蔵モジュールの種類によって設定値と異なる通信事業者のSIMを使用してもモバイル回線へ接続できる場合があります。

未接続検出時の給電OFF/ONの無効設定

[入力形式]
mobile expected-attachment DEVICE recovery disable
no mobile expected-attachment DEVICE recovery disnable
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
データ通信端末の未接続を検出した場合のデータ通信端末への給電OFF/ONを無効にします。
[デフォルト値]

有効

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile expected-attachment Module1 recovery disable
no mobile expected-attachment Module1 recovery disable
[ノート]
選択可能なデバイス名は
Module1 : IX-R2610-4G
です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

未接続検出時の装置自動再起動の有効/無効設定

[入力形式]
mobile expected-attachment DEVICE recovery reboot
no mobile expected-attachment DEVICE recovery reboot
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 ... 内蔵モジュール

[説明]
データ通信端末の未接続を検出した場合の装置自動再起動の有効/無効を設定します。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile expected-attachment Module1 recovery reboot
no mobile expected-attachment Module1 recovery reboot
[ノート]
選択可能なデバイス名は
Module1 : IX-R2610-4G
です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイルヘルスチェック タイマー

[入力形式]
mobile health-check timer TIME
no mobile health-check timer
[パラメータ]

TIME...ヘルスチェック間隔(秒)

  • 範囲: 600~3600

[説明]
指定されたヘルスチェック間隔で MobileEthernet インタフェースのヘルスチェックを実行します。
送信のみの片方向通信を検出した場合、異常状態と判断し、DHCP RENEWを行います。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile health-check timer 1800
no mobile health-check timer
[ノート]
DHCP RENEW 実行時にパケットが網側に送信される場合があります。
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

発呼先の APN の登録

[入力形式]
mobile id PDP-TYPE APN
no mobile id
[パラメータ]

PDP-TYPE... PDP タイプを指定

  • ip ... IPv4 接続

APN...データ通信カードに登録する APN を指定

  • 64文字以内の文字列

[説明]
ワイヤレスモデムがNDIS接続する際に必要な APN を設定します。
本コマンド実行時にデータ通信端末に APN を登録します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile id ip example.net
no mobile id
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

NDIS 接続の発呼先パスワードの登録

[入力形式]
mobile password { plain | secret } PASSWORD
no mobile password
[パラメータ]

plain...平文のパスワード

PASSWORD...NDIS 接続する際のパスワードを指定

  • 40文字以内の文字列

secret...暗号化されたパスワード

PASSWORD...ランニングコンフィグで表示された暗号化パスワードを指定

  • 256文字以内の文字列

[説明]
MobileEthernet にて NDIS 接続する際に必要なパスワードを設定します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile password plain pass
no mobile password
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線パケット使用量上限値の設定

[入力形式]
mobile packets-limit { 1day | 3day | month } LIMIT [ DEVICE ]
no mobile packets-limit { 1day | 3day | month } [ LIMIT DEVICE | DEVICE ]
[パラメータ]

1day...監視期間 1日

3day...監視期間 3日

month...監視期間 1か月

LIMIT...上限値(メガバイト)

  • 範囲: 1~100000

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
パケット使用量の監視期間および監視期間内での上限値を設定します。
上限値はメガバイト単位で設定します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile packets-limit 1day 100
no mobile packets-limit 1day
[ノート]
上限値を超えた場合、超えたことを示すログを出力します。
ログを出力するためには、syslog取得項目:mobile とプライオリティ:notice を有効にする必要があります。
実通信への影響はありません。(キャリア仕様により通信速度が制限される可能性はあります。)
選択可能なデバイス名は
Module1 : IX-R2610-4G
です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線パケット使用量監視有効設定

[入力形式]
mobile packets-watch enable
no mobile packets-watch enable
[パラメータ]

なし

[説明]
モバイル回線のパケット使用量監視を有効にします。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile packets-watch enable
no mobile packets-watch enable
[ノート]
no mobile packets-watch enable を設定するとパケット使用量はクリアされます。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

PIN コード入力設定

[入力形式]
mobile pin { plain | secret } PINCODE
no mobile pin
[パラメータ]

plain...平文の PIN コード

secret...暗号化された PIN コード

PINCODE...データ通信カードに設定されている PIN コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

[説明]
PIN コード認証設定がされている場合に必要なコマンドです。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile pin plain 1234
no mobile pin
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線情報のsyslog出力機能の有効/無効設定

[入力形式]
mobile quality-log DEVICE enable
no mobile quality-log DEVICE enable
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
モバイル回線の品質情報のsyslogへの出力を有効にします。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile quality-log Module1 enable
no mobile quality-log Module1 enable
[ノート]
データ通信端末が給電OFF状態など未接続状態の場合はsyslog出力を行いません。
ログを出力するためには、syslog取得項目:mobile とプライオリティ:debug を有効にする必要があります。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線情報のsyslog出力間隔の設定

[入力形式]
mobile quality-log DEVICE interval TIME
no mobile quality-log DEVICE interval
[パラメータ]

TIME...syslog出力間隔(秒)

  • 範囲: 10~86400

[説明]

[デフォルト値]

60秒

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile quality-log Module1 interval 3600
no mobile quality-log Module interval
[ノート]
データ通信端末が給電OFF状態など未接続状態の場合はsyslog出力を行いません。
ログを出力するためには、syslog取得項目:mobile とプライオリティ:debug を有効にする必要があります。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

バックオフタイマーの上限設定

[入力形式]
mobile reconnect-time TIME-MAX
no mobile reconnect-time
[パラメータ]

TIME-MAX...リトライ待ち時間の最大値(秒)

  • 範囲: 1~3600

[説明]
接続失敗した場合、再接続開始までに待ち時間を挿入します。
リトライに失敗し続ける場合は、リトライ回数により 1,2,4,8,16... のように待ち時間をTIME-MAX になるまで指数的に増やしていきます。
TIME-MAX を超えることはありません。
[デフォルト値]

60 秒

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile reconnect-time 1800
no mobile reconnect-time
[ノート]
リカバリが実行された後は、初回扱いとなり リトライ待ち時間は 0 に戻ります。
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

バックオフタイマー設定の有効化

[入力形式]
mobile reconnect-time enable
no mobile reconnect-time enable
[パラメータ]

なし

[説明]

バックオフタイマー挿入機能を有効化します。

[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile reconnect-time enable
no mobile reconnect-time enable
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

リカバリ機能の無効化

[入力形式]
mobile recovery disable
no mobile recovery disable
[パラメータ]

なし

[説明]

NDIS 接続ができない場合のリカバリの有効/無効を設定します。

[デフォルト値]

有効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile recovery disable
no mobile recovery disable
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル接続自動再起動の有効/無効設定

[入力形式]
mobile recovery reboot [ exclude-zero-signal ]
[パラメータ]

exclude-zero-signal...アンテナレベルが0場合のリカバリは自動再起動の有効設定から除外する

[説明]

リカバリを繰り返してもNDIS 接続できない状況が改善しない場合の装置自動再起動の有効/無効を設定します。

[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile recovery reboot
mobile recovery reboot exclude-zero-signal
no mobile recovery reboot
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

NDIS 接続の発呼先のユーザー名の登録

[入力形式]
mobile username USERNAME
no mobile username
[パラメータ]

USERNAME...NDIS 接続する際のユーザー名を指定

  • 40文字以内の文字列

[説明]
MobileEthernet にて NDIS 接続する際に必要なユーザー名を設定します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile username user
no mobile username
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

アンテナレベル0リカバリの有効/無効設定

[入力形式]
mobile zero-signal-recovery enable
no mobile zero-signal-recovery enable
[パラメータ]

なし

[説明]

アンテナレベルが 0 の場合のリカバリの有効/無効を設定します。

[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
mobile zero-signal-recovery enable
no mobile zero-signal-recovery enable
[ノート]
設定可能なインタフェースは MobileEthernet です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

PIN コード認証設定変更

[入力形式]
pin-authentication { on | off } PINCODE DEVICE
[パラメータ]

on...PIN コード認証有効

off...PIN コード認証無効

PINCODE...データ通信カードに設定されている PIN コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
PIN コード認証を有効/無効にします。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
pin-authentication on 1234 Module1
pin-authentication off 1234 Module1
[ノート]
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

PIN コード変更

[入力形式]
pin-code OLD-PINCODE NEW-PINCODE DEVICE
[パラメータ]

OLD-PINCODE...古い PIN コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

NEW-PINCODE...新しい PIN コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
PIN コードを変更します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
pin-code 1234 4321 Module1
[ノート]
PIN コード変更は PIN コード認証を有効化した状態で行ってください。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

PIN ロック解除

[入力形式]
pin-unlock UNLOCKCODE NEWPINCODE DEVICE
[パラメータ]

UNLOCKCODE...PIN ロック解除コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

NEWPINCODE...新しい PIN コード

  • 範囲: 4 ~ 8 文字

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]

PIN ロックを解除します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
pin-unlock 12345678 0000
[ノート]
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル情報履歴の表示

[入力形式]
show mobile history [ DEVICE ] [ last LINE ]
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

LINE...表示行数

  • 範囲: 1 ~ 1000 行

[説明]
モバイル関連の履歴を表示します
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show mobile history
show mobile history Module1
show mobile history Module1 last 100
show mobile history last 50
[ノート]
表示履歴数は最大で 1000 件です。
デバイスの指定がない場合の表示履歴数は全デバイスでの合計件数となります。
最大件数を超えた場合は、一番古い情報を削除した後、新しい情報を記録します。
表示する前に削除された履歴情報は表示しません。
インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

モバイル回線パケット使用量の表示

[入力形式]
show mobile packets [ INTERFACE | DEVICE ] [ history [ day | month ] ]
[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

history...履歴表示

  • day : 1日単位

  • month : 1か月単位

[説明]
現在のパケット使用量をメガバイト単位で表示します。
history を指定した場合は、過去の履歴を表示します。
パケット使用量は、送受信の合算を表示します。
1Mbyte 未満のパケット使用量は、1Mbyte として表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show mobile packets
show mobile packers Module1
show mobile packets MobileEthernet1.0
show mobile packets history day
show mobile packets history month
[ノート]
装置を再起動した場合履歴は保持しますが、電源 OFF した場合は当日のパケット使用量データが消去されます。
表示されるパケット使用量は実際のパケット使用量とは異なる可能性があります。
1日単位の表示履歴数は最大で 31 件です。
1か月単位の表示履歴数は最大で 12 件です。
インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。
本コマンドは IX-R2610-4G でのみ利用できます。

データ通信端末の統計情報の表示

[入力形式]
show mobile statistics [ detail ]
[パラメータ]

なし

[説明]
データ通信端末の統計情報を表示します。
detail オプションはデータ通信端末の詳細情報を表示します。
detail 指定省略時は、簡易表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show mobile statistics
show mobile statistics detail
[ノート]

インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。

データ通信端末の運用状態の表示

[入力形式]
show mobile status [ detail ]
[パラメータ]

なし

[説明]
データ通信端末の運用情報を表示します。
detail オプションはデータ通信端末の詳細情報を表示します。
detail 指定省略時は、簡易表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show mobile status
show mobile status detail
[ノート]
pin status : +CPIN: SIM PUK となっている場合は、PIN ロック状態になっています。
PIN ロックを解除してください。
インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。

モバイル情報履歴のクリア

[入力形式]
clear mobile history [ DEVICE ]
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
モバイル情報履歴をクリアします。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
clear mobile history
clear mobile history Module1
[ノート]

インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。

モバイル回線パケット使用量のクリア

[入力形式]
clear mobile packets statistics [ DEVICE ]
[パラメータ]

DEVICE...デバイス名

  • Module1 : 内蔵モジュール

[説明]
モバイル回線パケット使用量の情報をクリアします。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
clear mobile packets statistics
clear mobile packets statistics Module1
[ノート]

インタフェースコンフィグモードは MobileEthernet のみ実行可能です。

コマンド変更情報

Ver1.3 コマンド変更情報