IPv6

コマンド一覧

コマンド

コマンドの機能

ipv6 address

アドレスの追加/設定

ipv6 autoselect enable

PD/RA自動判別の有効化設定

ipv6 autoselect ra-delay

PD/RA自動判別のRAモード確定猶予時間設定

ipv6 autoselect ra-refresh

PD/RA自動判別の監視周期設定

ipv6 enable

IPv6の有効/無効の設定

ipv6 forced-reassembly

IPv6強制リアセンブリ設定

ipv6 hop-limit

ホップリミットの設定

ipv6 icmp error-interval

ICMPv6エラーメッセージ送信間隔の設定

ipv6 interface-identifier

インタフェースIDの設定

ipv6 local policy route-map

ローカルパケットポリシールーティング設定

ipv6 max-route

最大動的ルート数の設定

ipv6 mtu

MTUの設定

ipv6 nd dad-attempts

アドレス重複検出送信回数の設定

ipv6 nd garbage-time

近隣キャッシュガーベジコレクション時間の設定

ipv6 nd local-proxy

ローカル ND プロキシ設定

ipv6 nd max-neighbors

最大動的近隣キャッシュ数の設定

ipv6 nd ns-interval

近隣要請メッセージ送信間隔の設定

ipv6 nd proxy

ND プロキシ設定

ipv6 nd ra cur-hoplimit

ルータ通知メッセージホップリミットの設定

ipv6 nd ra dns-server

ルータ通知用DNSサーバーの設定

ipv6 nd ra domain-name

ルータ通知用ドメイン名の設定

ipv6 nd ra enable

ルータ通知メッセージ送信の設定

ipv6 nd ra import-prefix

ルータ通知メッセージプレフィックスオプション自動生成の設定

ipv6 nd ra lifetime

ルータ通知メッセージルータ生存時間の設定

ipv6 nd ra linkmtu

ルータ通知メッセージリンクMTU設定

ipv6 nd ra managed-config-flag

ルータ通知メッセージフラグの設定(Mフラグ)

ipv6 nd ra max-interval

ルータ通知メッセージ送信間隔最大値の設定

ipv6 nd ra min-interval

ルータ通知メッセージ送信間隔最小値の設定

ipv6 nd ra other-config-flag

ルータ通知メッセージフラグの設定(Oフラグ)

ipv6 nd ra prefix-advertisement

ルータ通知メッセージプレフィックスオプションの設定

ipv6 nd ra reachable-time

ルータ通知メッセージ近隣ノード到達可能性時間の設定

ipv6 nd ra retrans-timer

ルータ通知メッセージ再送タイマー設定

ipv6 nd static-neighbor

スタティック近隣キャッシュの設定

ipv6 policy route-map

ポリシールーティング設定

ipv6 prefix

プレフィックスの追加/設定

ipv6 reassembly buffers

パケットリアセンブルの設定

ipv6 redirects

ICMPv6リダイレクトメッセージ送信の設定

ipv6 route

ルートの追加/設定

ipv6 tcp adjust-mss

TCP-MSS調整機能の設定

ipv6 traffic-class dscp

Traffic Class値の設定(グローバルコンフィグ)

ipv6 traffic-class tos

Traffic Class値の設定(インタフェースコンフィグ)

ipv6 ufs-cache hash

UFSキャッシュハッシュテーブル設定

ipv6 ufs-cache max-entries

UFSキャッシュエントリ数設定

ipv6 ufs-cache timeout

UFSキャッシュタイムアウト設定

ipv6 unnumbered

Unnumbered接続の設定

show ipv6 address

アドレスの表示

show ipv6 gateway

ネクストホップの表示

show ipv6 interface

インタフェース情報の表示

show ipv6 local policy

ローカルパケットポリシールーティング情報表示

show ipv6 mld statistics

MLD統計情報の表示

show ipv6 neighbor-discovery

近隣探索情報の表示

show ipv6 neighbors

近隣キャッシュの表示

show ipv6 pmtu

Path MTUキャッシュ/統計情報表示

show ipv6 policy

ポリシールーティング情報表示

show ipv6 prefix

プレフィックスの表示

show ipv6 protocols

IPv6ルーティングパラメータの表示

show ipv6 route

ルーティングテーブルエントリの表示

show ipv6 routers

近隣ルータの表示

show ipv6 static-routes

スタティックルーティングエントリの表示

show ipv6 traffic

統計情報の表示

show ipv6 ufs-cache

UFSキャッシュの表示

clear ipv6 local policy

ローカルパケットポリシールーティング情報の消去

clear ipv6 mld statistics

MLD統計情報の消去

clear ipv6 neighbors

近隣キャッシュの消去

clear ipv6 pmtu

Path MTUキャッシュ/統計情報消去

clear ipv6 policy

ポリシールーティング情報の消去

clear ipv6 route

ルーティングテーブルエントリの再構築

clear ipv6 traffic

統計情報の消去

clear ipv6 ufs-cache

UFSキャッシュエントリの消去

アドレスの追加/設定

[入力形式]
ipv6 address { ADDRESS/PREFIX-LEN [ anycast ] [ eui-64 ] | autoconfig [ receive-default ] }
no ipv6 address {ADDRESS/PREFIX-LEN [ anycast ] [ eui-64 ] | autoconfig [ receive-default ] }

[パラメータ]

ADDRESS...IPv6アドレス

  • ユニキャストアドレス

  • エニーキャストアドレス

PREFIX-LEN...プレフィックス長

  • 範囲: 1〜128

anycast...エニーキャストアドレスとして設定

eui-64...インタフェースIDをeui-64で設定

autoconfig...アドレス自動生成

  • RAを受信してIPv6アドレスを自動生成します。

receive-default...デフォルトルート登録

  • RA送信元をネクストホップとしてデフォルトルートを登録します。

[説明]
インタフェースにアドレスを設定します。
異なるアドレスを設定した場合は再設定ではなく追加となります。
ipv6 nd ra import-prefixコマンドが設定されている場合、
本コマンドで設定されたアドレスに対応するプレフィックスがRAにより広告されます。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64
ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64 anycast
ipv6 address autoconfig
ipv6 address autoconfig receive-default
no ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64
no ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64 anycast
no ipv6 address autoconfig
[ノート]
同じプレフィックスを持つアドレスが他のインタフェースに既に設定されている場合はエラーとなります。
Unnumbered接続設定されているインタフェースにアドレスを設定した場合、そのインタフェースのUnnumbered接続設定は無効となります。
アドレスの手動設定から自動設定に変更する場合は、手動設定のアドレスを削除する必要があります。
逆に、自動設定から手動設定への変更の場合も同じです。
ipv6 nd proxyが設定されているインタフェースにipv6 address autoconfigを設定するとエラーとなります。

PD/RA自動判別の有効化設定

[入力形式]
ipv6 autoselect enable
no ipv6 autoselect enable
[パラメータ]

なし

[説明]

指定したインタフェースでPD/RA自動判別機能を有効にします。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 autoselect enable
no ipv6 autoselect enable
[ノート]

なし

PD/RA自動判別のRAモード確定猶予時間設定

[入力形式]
ipv6 autoselect ra-delay [ DELAY-TIME ]
no ipv6 autoselect ra-delay
[パラメータ]

DELAY-TIME...猶予時間(秒)

  • 範囲: 0~60

[説明]
RAモードが確定されるまでの猶予時間を設定します。
[デフォルト値]

10

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 autoselect ra-delay 0
no ipv6 autoselect ra-delay
[ノート]

なし

PD/RA自動判別の監視周期設定

[入力形式]
ipv6 autoselect ra-refresh [ REFRESH-TIME ]
no ipv6 autoselect ra-refresh
[パラメータ]

REFRESH-TIME...監視周期(分)

  • 範囲: 10~120

[説明]

RAモードで動作中に定期的に動作モードを監視するための周期を設定します。

[デフォルト値]

60

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 autoselect ra-refresh 120
no ipv6 autoselect ra-refresh
[ノート]

なし

IPv6の有効/無効の設定

[入力形式]
ipv6 enable
no ipv6 enable
[パラメータ]

なし

[説明]

指定されるインタフェースのIPv6有効/無効を設定します。

[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 enable
no ipv6 enable
[ノート]
インタフェースにIPv6アドレスが設定されている場合、そのインタフェースでは自動的にIPv6有効(ipv6 enable設定)となります。
LoopbackおよびNullインタフェースは常にIPv6が有効です。

IPv6強制リアセンブリ設定

[入力形式]
ipv6 forced-reassembly
no ipv6 forced-reassembly
[パラメータ]

なし

[説明]
インタフェースで受信したフラグメントパケットを強制的にリアセンブリしてから
パケットフィルタ等のパケット評価を行います。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 forced-reassembly
no ipv6 forced-reassembly
[ノート]
レイヤ4以上のパラメータでのパケット評価が可能になります。
たとえばフラグメントされたUDPパケットのポート番号でのフィルタ等が可能になります。

ホップリミットの設定

[入力形式]
ipv6 hop-limit HOP-LIMIT
no ipv6 hop-limit [ HOP-LIMIT ]
[パラメータ]

HOP-LIMIT...デフォルトホップリミット

  • 範囲: 1〜255

[説明]

ホップリミットを設定します。

[デフォルト値]

HOP-LIMIT...64

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 hop-limit 255
no ipv6 hop-limit 255
no ipv6 hop-limit
[ノート]

なし

ICMPv6エラーメッセージ送信間隔の設定

[入力形式]
ipv6 icmp error-interval INTERVAL
no ipv6 icmp error-interval [ INTERVAL ]
[パラメータ]

INTERVAL...ICMPv6エラーメッセージの送信間隔(ミリ秒)

  • 範囲: 0〜10000

  • 0: 送信間隔制限解除

[説明]

ICMPv6エラーメッセージの送信間隔を設定します。

[デフォルト値]

INTERVAL...1000

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 icmp error-interval 1000
no ipv6 icmp error-interval 1000
no ipv6 icmp error-interval
[ノート]

なし

インタフェースIDの設定

[入力形式]
ipv6 interface-identifier INTERFACE-IDENTIFIER
no ipv6 interface-identifier [ INTERFACE-IDENTIFIER ]
[パラメータ]

INTERFACE-IDENTIFIER...インタフェース識別子

[説明]
インタフェースIDを設定します。
インタフェースIDはIPv6アドレス設定時にeui-64を指定された場合に利用されます。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 interface-identifier 00:02:00:00:00:00:00:01
no ipv6 interface-identifier 00:02:00:00:00:00:00:01
[ノート]

全ビット0のインタフェースID(00:00:00:00:00:00:00:00)は設定できません

ローカルパケットポリシールーティング設定

[入力形式]
ipv6 local policy route-map ROUTE-MAP-NAME
no ipv6 local policy route-map [ ROUTE-MAP-NAME ]
[パラメータ]

ROUTE-MAP-NAME...ルートマップ名

  • 31文字以内の文字列

[説明]

IPv6 ローカル生成パケットに対するポリシールーティングを有効にします。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 local policy route-map map
no ipv6 local policy route-map
[ノート]

なし

最大動的ルート数の設定

[入力形式]
ipv6 max-route MAX-ROUTE-ENTRY
no ipv6 max-route [ MAX-ROUTE-ENTRY ]
[パラメータ]

MAX-ROUTE-ENTRY...最大動的ルート数

  • 範囲: 1~100000

[説明]

最大動的ルート数を設定します。

[デフォルト値]

100000

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 max-route 1000
no ipv6 max-route 1000
no ipv6 max-route
[ノート]

ローカルルート、ダイレクトルートおよびスタティックルートは本コマンドでは制限されません。

[IX2000/IX3000シリーズ差分]
  • 最大値、デフォルト値を変更

  • unlimited オプション廃止

MTUの設定

[入力形式]
ipv6 mtu MTU
no ipv6 mtu [ MTU ]
[パラメータ]

MTU...インタフェースの最大転送ユニットサイズ(オクテット)

  • 範囲: 1280〜65535 (最大値はデータリンク依存)

[説明]
インタフェースに MTU 値を設定します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 mtu 1280
no ipv6 mtu 1280
no ipv6 mtu
[ノート]
MTU の設定最大値はデータリンクに依存する為、設定最大値がそのデータリンクで扱えない場合は自動的に調整されます。
また、PPPを利用する場合はユーザー設定値ではなくPPPにより調整された値が利用されます。

アドレス重複検出送信回数の設定

[入力形式]
ipv6 nd dad-attempts ATTEMPTS
no ipv6 nd dad-attempts [ ATTEMPTS ]
[パラメータ]

ATTEMPTS...アドレス重複検出の送信回数

  • 範囲: 1〜10

  • 0: アドレス重複検出を行いません。

[説明]

アドレス重複検出の送信回数を設定します。

[デフォルト値]

1

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd dad-attempts 3
no ipv6 nd dad-attempts 3
no ipv6 nd dad-attempts
[ノート]

なし

近隣キャッシュガーベジコレクション時間の設定

[入力形式]
ipv6 nd garbage-time TIME
no ipv6 nd garbage-time [ TIME ]
[パラメータ]

TIME...ガーベジコレクションタイムアウト時間

  • 範囲: 0〜2592000

    0 : トラフィックがない状態で5分が経過するとキャッシュを削除します。
    1以上 : トラフィックがない状態において指定された秒数の間隔で近隣到達可能性を確認し到達不可能が検出された場合にキャッシュを削除します。
[説明]

近隣キャッシュのガーベジコレクト動作を設定します。

[デフォルト値]

0

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd garbage-time 10
no ipv6 nd garbage-time 10
no ipv6 nd garbage-time
[ノート]

なし

ローカル ND プロキシ設定

[入力形式]
ipv6 nd local-proxy [ ACCESSLIST-NAME ]
no ipv6 nd local-proxy
[パラメータ]

ACCESSLIST-NAME...IPv6 アクセスリスト名

  • 15文字以内の文字列

[説明]
ローカルNDプロキシ機能の有効/無効を設定します。
本機能が有効なインタフェースではICMPv6リダイレクト機能は無効になります。
アクセスリスト指定も可能です。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd local-proxy
ipv6 nd local-proxy list
no ipv6 nd local-proxy
[ノート]

本コマンド実行時はインタフェースが一度downし再度upします。

最大動的近隣キャッシュ数の設定

[入力形式]
ipv6 nd max-neighbors MAX-NEIGHBORS-ENTRY
no ipv6 nd max-neighbors [ MAX-NEIGHBORS-ENTRY ]
[パラメータ]

MAX-NEIGHBORS-ENTRY...最大動的近隣キャッシュ数

  • 範囲: 1〜16384

[説明]

最大動的近隣キャッシュ数を設定します。

[デフォルト値]

1024

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd max-neighbors 512
no ipv6 nd max-neighbors 512
no ipv6 nd max-neighbors
[ノート]

スタティック近隣キャッシュ数は本コマンドでは制限されません。

近隣要請メッセージ送信間隔の設定

[入力形式]
ipv6 nd ns-interval INTERVAL
no ipv6 nd ns-interval [ INTERVAL ]
[パラメータ]

INTERVAL...近隣要請メッセージの送信間隔(秒)

  • 範囲: 0〜65535

[説明]

近隣要請メッセージの送信間隔の設定します。

[デフォルト値]

0

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ns-interval 3000
no ipv6 nd ns-interval 3000
no ipv6 nd ns-interval
[ノート]

なし

ND プロキシ設定

[入力形式]
ipv6 nd proxy INTERFACE [ ACCESSLIST-NAME ]
no ipv6 nd proxy
[パラメータ]

INTERFACE...downstream に指定するインタフェース名

ACCESSLIST-NAME...IPv6 アクセスリスト名

  • 15文字以内の文字列

[説明]
NDプロキシ機能の有効/無効を設定します。
アクセスリスト指定も可能です。
NDプロキシ機能でWAN側に上位ルータ以外のホストが存在する場合にWAN側に存在するホストアドレスをアクセスリストにdeny登録し、本コマンドでインタフェースに割り当てます。
該当のホストアドレスはアクセスリストのdestに設定しsrcはanyとします。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd proxy GigaEthernet1.0
ipv6 nd proxy GigaEthernet1.0 wan-hosts
no ipv6 nd proxy
[ノート]
本コマンド実行時はカレントインタフェースとdownstreamインタフェースが一度downし再度upします。
ipv6 address autoconfigが設定されているインタフェースに設定すると ipv6 address autoconfigが削除され、ipv6 nd proxyのみ有効となります。

ルータ通知メッセージホップリミットの設定

[入力形式]
ipv6 nd ra cur-hoplimit CUR-HOP-LIMIT
no ipv6 nd ra cur-hoplimit [ CUR-HOP-LIMIT ]
[パラメータ]

CUR-HOP-LIMIT...ホップリミット(ホップ数)

  • 範囲: 0〜255

[説明]

ルータ通知メッセージのホップリミットを設定します。

[デフォルト値]

64

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra cur-hoplimit 20
no ipv6 nd ra cur-hoplimit
no ipv6 nd ra cur-hoplimit 20
[ノート]

なし

ルータ通知用DNSサーバーの設定

[入力形式]
ipv6 nd ra dns-server PRIMARY-ADDRESS [ SECONDARY-ADDRESS ] [ LIFETIME ]
no ipv6 nd ra dns-server
[パラメータ]

PRIMARY-ADDRESS ...プライマリDNSサーバーアドレス

  • IPv6アドレス

SECONDARY-ADDRESS ...セカンダリDNSサーバーアドレス (IPv6アドレス)

  • IPv6アドレス

LIFETIME ...生存時間 (秒)

  • 範囲: 200〜4294967295

  • デフォルト値:1800

[説明]

ルータ広告メッセージで送付するDNSサーバーアドレスを設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra dns-server 2001:db8:0:1::1
ipv6 nd ra dns-server 2001:db8:0:1::1 3600
ipv6 nd ra dns-server 2001:db8:0:1::1 2001:db8:0:1::2
ipv6 nd ra dns-server 2001:db8:0:1::1 2001:db8:0:1::2 7200
no ipv6 nd ra dns-server
[ノート]
LIFETIME の最大値4294967295秒は無期限であることを示します。
LIFETIME は最低でもルータ広告メッセージ送信間隔最大値の3倍以上を推奨します。

ルータ通知用ドメイン名の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra domain-name DOMAIN-NAME [ LIFETIME ]
no ipv6 nd ra domain-name
[パラメータ]

DOMAIN-NAME... ドメイン名

  • 253文字以内の文字列

LIFETIME... 生存時間(秒)

  • 範囲:200~4294967295

  • デフォルト値:1800

[説明]

ルータ広告メッセージで送付するドメインサーチリストを設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra domain-name domain.co.jp
ipv6 nd ra domain-name domain.co.jp 3600
no ipv6 nd ra domain-name
[ノート]
LIFETIME の最大値4294967295秒は無期限であることを示します。
LIFETIME は最低でもルータ広告メッセージ送信間隔最大値の3倍以上を推奨します。

ルータ通知メッセージ送信の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra enable
no ipv6 nd ra enable
[パラメータ]

なし

[説明]

ルータ通知メッセージ送信を設定します。

[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra enable
no ipv6 nd ra enable
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージプレフィックスオプション自動生成の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra import-prefix
no ipv6 nd ra import-prefix
[パラメータ]

なし

[説明]
アドレスのプレフィックスを自動的にルータ通知のプレフィックスオプションに追加します。
ipv6 prefixおよびipv6 nd ra prefix-advertisementコマンドにより設定されたプレフィックス長が本コマンドにより自動生成されたプレフィックス長と同一の場合は、ipv6 prefixコマンドのプレフィックス長が優先されます。
[デフォルト値]

自動生成

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra import-prefix
no ipv6 nd ra import-prefix
[ノート]
本コマンドにより自動生成されるプレフィックスの詳細なパラメータは変更できません。
プレフィックスオプションの詳細な設定を行う場合は、ipv6 prefixコマンドおよびipv6 nd ra prefix-advertisementコマンドを利用する必要があります。

ルータ通知メッセージルータ生存時間の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra lifetime LIFETIME
no ipv6 nd ra lifetime [ LIFETIME ]
[パラメータ]

LIFETIME...デフォルトルータの生存時間(秒)

  • 範囲: 0〜9000

[説明]

ルータ通知メッセージのルータ生存時間を設定します。

[デフォルト値]
1800
(ルータ通知メッセージ送信間隔最大値の3倍)
[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra lifetime 2000
no ipv6 nd ra lifetime
no ipv6 nd ra lifetime 2000
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージリンクMTU設定

[入力形式]
ipv6 nd ra linkmtu LINK-MTU
no ipv6 nd ra linkmtu [ LINK-MTU ]
[パラメータ]

LINK-MTU...リンクMTU値(オクテット)

  • 範囲: 0〜65535

[説明]

ルータ通知メッセージのリンクMTU値を設定します。

[デフォルト値]

0

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra linkmtu 1024
no ipv6 nd ra linkmtu
no ipv6 nd ra linkmtu 1024
[ノート]

リンクMTU値が0であれば、ルータ通知メッセージ送信時にリンクMTU値は付加されません。

ルータ通知メッセージフラグの設定(Mフラグ)

[入力形式]
ipv6 nd ra managed-config-flag
no ipv6 nd ra managed-config-flag
[パラメータ]

managed-config-flag...ステートフルアドレス管理フラグ(Mフラグ)

  • managed-config-flag指定: 有効

[説明]
ステートフルアドレス自動設定メカニズムを設定します。
ステートフルアドレス管理フラグは、ステートフルアドレス構成時(DHCP利用)に有効にする必要があります。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra managed-config-flag
no ipv6 nd ra managed-config-flag
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージ送信間隔最大値の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra max-interval MAX-INTERVAL
no ipv6 nd ra max-interval [ MAX-INTERVAL ]
[パラメータ]

MAX-INTERVAL...ルータ通知メッセージ送信間隔の最大値(秒)

  • 範囲: 4〜1800

[説明]

ルータ通知メッセージの送信間隔最大値を設定します。

[デフォルト値]

600

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra max-interval 1000
no ipv6 nd ra max-interval 1000
no ipv6 nd ra max-interval
[ノート]
本コマンドでルータ通知メッセージの送信間隔最大値を変更した場合、
ipv6 ndra lifetimeコマンドでルータ通知メッセージルータ生存時間を変更する必要があります。
(RFCではルータ生存時間はルータ通知メッセージ送信間隔最大値の3倍にしなければならないと記述されています。)

ルータ通知メッセージ送信間隔最小値の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra min-interval MIN-INTERVAL
no ipv6 nd ra min-interval [ MIN-INTERVAL ]
[パラメータ]

MIN-INTERVAL...ルータ通知メッセージ送信間隔の最小値(秒)

  • 範囲: 3〜1350

[説明]

ルータ通知メッセージの送信間隔最小値を設定します。

[デフォルト値]

198

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra min-interval 1000
no ipv6 nd ra min-interval 1000
no ipv6 nd ra min-interval
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージフラグの設定(Oフラグ)

[入力形式]
ipv6 nd ra other-config-flag
no ipv6 nd ra other-config-flag
[パラメータ]

other-config-flag...ステートフル構成フラグ(Oフラグ)

  • other-config-flag指定: 有効

[説明]
アドレス以外の情報のステートフル自動設定メカニズムの設定をします。
ステートフル構成フラグは、ステートフルアドレス構成時(DHCP利用)に有効にする必要があります。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra other-config-flag
no ipv6 nd ra other-config-flag
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージプレフィックスオプションの設定

[入力形式]
ipv6 nd ra prefix-advertisement PREFIX-NAME [ expire ]
no ipv6 nd ra prefix-advertisement PREFIX-NAME [ expire ]
[パラメータ]

PREFIX-NAME...プレフィックス名

  • 31文字以内の文字列

expire...Valid lifetime/Preferred lifetimeの通知方法の切り替え

  • 指定: 実時間でデクリメントされた時間の通知

  • 未指定: 変化しない固定時間の通知

[説明]
ルータ通知メッセージにプレフィックスオプションを設定します。
本コマンドにはipv6 prefixコマンドにより生成されるプレフィックス名が必要となります。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra prefix-advertisement prefix1
ipv6 nd ra prefix-advertisement prefix1 expire
no ipv6 nd ra prefix-advertisement prefix1
no ipv6 nd ra prefix-advertisement prefix1 expire
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージ近隣ノード到達可能性時間の設定

[入力形式]
ipv6 nd ra reachable-time REACHABLE-TIME
no ipv6 nd ra reachable-time [ REACHABLE-TIME ]
[パラメータ]

REACHABLE-TIME...近隣ノード到達可能性時間(秒)

  • 範囲: 0〜3600

  • 0: 近隣ノード到達可能性時間を指示しません

[説明]

ルータ通知メッセージの近隣ノード到達可能性時間を設定します。

[デフォルト値]

0

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra reachable-time 0
no ipv6 nd ra reachable-time 10
no ipv6 nd ra reachable-time
[ノート]

なし

ルータ通知メッセージ再送タイマー設定

[入力形式]
ipv6 nd ra retrans-timer RETRANS-TIMER
no ipv6 nd ra retrans-timer [ RETRANS-TIMER ]
[パラメータ]

RETRANS-TIMER...再送タイマー値(ミリ秒)

  • 範囲: 0〜4294967295

[説明]

ルータ通知メッセージの再送タイマーを設定します。

[デフォルト値]

0

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd ra retrans-timer 60000
no ipv6 nd ra retrans-timer
no ipv6 nd ra retrans-timer 60000
[ノート]

なし

スタティック近隣キャッシュの設定

[入力形式]
ipv6 nd static-neighbor ADDRESS LINKLAYER-ADDRESS
no ipv6 nd static-neighbor ADDRESS [ LINKLAYER-ADDRESS ]
[パラメータ]

ADDRESS...IPv6アドレス

LINKLAYER-ADDRESS...データリンクアドレス

[説明]

スタティック近隣キャッシュを設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 nd static-neighbor 2001:db8:0:1::9 00:00:00:00:00:01
no ipv6 nd static-neighbor 2001:db8:0:1::9
[ノート]

なし

ポリシールーティング設定

[入力形式]
ipv6 policy route-map ROUTE-MAP-NAME
no ipv6 policy route-map [ ROUTE-MAP-NAME ]
[パラメータ]

ROUTE-MAP-NAME...ルートマップ名

  • 31文字以内の文字列

[説明]

受信インタフェースにおいて、IPv6パケットに対するポリシールーティングを有効にします。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 policy route-map map
no ipv6 policy route-map
[ノート]

なし

プレフィックスの追加/設定

[入力形式]
ipv6 prefix PREFIX-NAME PREFIX/PREFIX-LEN
[ VALID-LIFETIME PREFERRED-LIFETIME ] [ on-link ] [ autonomous ]
no ipv6 prefix PREFIX-NAME [ PREFIX/PREFIX-LEN ]
[ VALID-LIFETIME PREFERRED-LIFETIME ] [ on-link ] [ autonomous ]
[パラメータ]

PREFIX-NAME...プレフィックス識別子

  • 31文字以内の文字列

PREFIX...プレフィックス

  • 範囲: ユニキャストアドレス

PREFIX-LEN...プレフィックス長

  • 範囲: 1〜127

VALID-LIFETIME...有効生存時間(秒)

  • 範囲: 0〜4294967295

  • infinity: 無限大

  • 4294967295またはinfinityは無限大を示します

PREFERRED-LIFETIME...優先生存時間(秒)

  • 範囲: 0〜4294967295

  • infinity...無限大

  • 4294967295またはinfinityは無限大を示します

on-link...オンリンクフラグ

  • on-link指定: 有効

  • on-link未指定: デフォルト値に従います

autonomous...自律的アドレス自動設定フラグ

  • autonomous指定: 有効

  • autonomous未指定: デフォルト値に従います

[説明]
ルータ通知メッセージ用プレフィックスのテンプレートを設定します。
本コマンドで生成されたプレフィックスは、ipv6 nd ra prefix-advertisementコマンドによりルータ通知メッセージに設定されます。
[デフォルト値]
  • VALID-LIFETIME...2592000

  • PREFERRED-LIFETIME...604800

  • on-link...無効

  • autonomous...無効

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 prefix prefix1 2001:db8:1::/64
ipv6 prefix prefix2 2001:db8:1::/64 2592000 604800 on-link
ipv6 prefix prefix1 2001:db8:1::/64 2592000 604800 autonomous
ipv6 prefix prefix1 2001:db8:1::/64 infinity 60000 on-link autonomous
ipv6 prefix prefix1 2001:db8:1::/64 infinity infinity on-link autonomous
no ipv6 prefix prefix1 2001:db8:1::/64
no ipv6 prefix prefix2 2001:db8:1::/64 60 30 on-link autonomous
[ノート]

なし

パケットリアセンブルの設定

[入力形式]
ipv6 reassembly buffers COUNT size SIZE [ holdtime HOLDTIME ]
no ipv6 reassembly buffers
[パラメータ]

COUNT...最大リアセンブルバッファ数

  • 範囲: 500~1000

SIZE...パケットリアセンブル用バッファサイズ(オクテット)

  • 範囲: 2048〜62048

HOLDTIME...リアセンブルタイムアウト時間(秒)

  • 範囲: 1~30

  • デフォルト値:5

[説明]

パケットリアセンブル領域サイズを設定します。

[デフォルト値]
  • COUNT...500

  • SIZE...62048

  • HOLDTIME...5

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 reassembly buffers 1000 size 2048 holdtime 10
no ipv6 reassembly buffers
[ノート]

なし

[IX2000/IX3000シリーズ差分]
  • COUNT, SIZE 範囲の変更

  • デフォルト値の変更

ICMPv6リダイレクトメッセージ送信の設定

[入力形式]
ipv6 redirects
no ipv6 redirects
[パラメータ]

なし

[説明]

ICMPv6リダイレクトメッセージ送信を設定します。

[デフォルト値]

リダイレクトメッセージ送信有効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 redirects
no ipv6 redirects
[ノート]

なし

ルートの追加/設定

[入力形式]
ipv6 route DESTINATION { NEXTHOP | INTERFACE [ dhcp | ra ] }
[ metric METRIC ] [ tag ROUTE-TAG ] [ distance DISTANCE ]
no ipv6 route DESTINATION { NEXTHOP | INTERFACE [ dhcp | ra ] }
[ metric METRIC ] [ tag ROUTE-TAG ] [ distance DISTANCE ]
[パラメータ]

DESTINATION...IPv6アドレス/プレフィックス長

  • プレフィックス長範囲: 0〜128

  • default...デフォルトルート指定

NEXTHOP...ネクストホップアドレス

  • IPv6グローバルアドレス

  • IPv6リンクローカルアドレス%インタフェース名

INTERFACE...インタフェース名

dhcp...DHCPv6サーバーアドレスを使用

ra ...RAの送信元アドレスを使用

METRIC...メトリック

  • 範囲: 1〜255

  • デフォルト値:1

ROUTE-TAG...ルートタグ

  • 範囲: 0〜4294967295

  • デフォルト値:0

DISTANCE...ルートの優先順位

  • 範囲: 1〜255

  • デフォルト値:1

[説明]

IPv6スタティックルートおよびデフォルトルートを設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 route default 2001:db8:1::1
ipv6 route default GigaEthernet0.1 distance 1
ipv6 route 2001:db8:2::1/128 2001:db8:1::1
ipv6 route 2001:db8:1::/64 fe80::1%GigaEthernet0.0 metric 2 distance 1
no ipv6 route default 2001:db8:1::1
[ノート]

なし

TCP-MSS調整機能の設定

[入力形式]
ipv6 tcp adjust-mss { MSS | auto }
no ipv6 tcp adjust-mss [ MSS | auto ]
[パラメータ]

MSS...MSS値(オクテット)

  • 範囲: 64〜65475

auto...MSS値自動計算

[説明]
送受信TCPパケットのMSS値調整機能を有効にします。
auto 設定の場合はインタフェースMTU値から60オクテットを引いた値がMSS値となります。
[デフォルト値]

無効

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 tcp adjust-mss 1480
ipv6 tcp adjust-mss auto
no ipv6 tcp adjust-mss
[ノート]

なし

Traffic Class値の設定(グローバルコンフィグ)

[入力形式]
ipv6 traffic-class PROTOCOL dscp DSCP
no ipv6 traffic-class PROTOCOL
[パラメータ]

PROTOCOL...プロトコル

  • dhcp ...Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6

  • etherip ...Ethernet Over IP

  • gre-keepalive ...Generic Routing Encapsulation keepalive

  • http ...HyperText Transfer Protocol

  • https ...HyperText Transfer Protocol Secure

  • icmp ...Internet Control Message Protocol for IPv6

  • ike ...Internet Key Exchange

  • netmon ...Network Monitor

  • ntp ...Network Time Protocol

  • ssh ...Secure Shell

  • telnet ...TELNET

DSCP...DSCP値の設定

  • 範囲: 0〜63

[説明]

送信パケットのIPv6ヘッダのTraffic Class値を設定します。

[デフォルト値]

DSCP...0

[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]

ipv6 traffic-class dhcp dscp 1

[ノート]

プロトコル指定はグローバルコンフィグモードで設定します。

[IX2000/IX3000シリーズ差分]

未サポートのプロトコル

  • dns ...Domain Name System

  • nhrp ...Next Hop Resolution Protocol

  • ospf ...Open Shortest Path First version 3

  • radius ...Remote Authentication Dial-In User Service

  • rip ...RIP Next Generation

  • sflow ...sFlow agent

  • snmp ...Simple Network Management Protocol

  • syslog ...SYSLOG

  • tftp ...Trivial File Transfer Protocol

  • vrrp ...Virtual Router Redundancy Protocol

Traffic Class値の設定(インタフェースコンフィグ)

[入力形式]
ipv6 traffic-class tos TOS
no ipv6 traffic-class tos
[パラメータ]

TOS...TOS値の設定

  • 範囲: 0 のみ

[説明]

送信パケットのIPv6ヘッダのTraffic Class値を設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]

ipv6 traffic-class tos 0

[ノート]

TOS値はインタフェースコンフィグモード(送信側)で0のみ設定できます。

UFSキャッシュハッシュテーブル設定

[入力形式]
ipv6 ufs-cache hash SIZE
no ipv6 ufs-cache hash SIZE
[パラメータ]

SIZE...UFSキャッシュハッシュテーブル数

  • 範囲: 256,512,1024,2048,4096,8192,16384,32768,65536

[説明]

UFSキャッシュのハッシュテーブル数を設定します。

[デフォルト値]

2048

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 ufs-cache hash 4096
no ipv6 ufs-cache hash 4096
[ノート]

システムメモリの残量に注意する必要があります。

UFSキャッシュエントリ数設定

[入力形式]
ipv6 ufs-cache max-entries SIZE
no ipv6 ufs-cache max-entries [ SIZE ]
[パラメータ]

SIZE...最大キャッシュサイズ

  • 範囲: 512~500000...IX-R2520以外

  • 範囲: 512~100000...IX-R2520

[説明]

最大UFSキャッシュ数を設定します。

[デフォルト値]
50000...IX-R2520以外
30000...IX-R2520
[実行モード]

グローバルコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 ufs-cache max-entries 2048
no ipv6 ufs-cache max-entries 2048
[ノート]

メモリ使用率が80%を超えた場合、キャッシュ数は増えません。

UFSキャッシュタイムアウト設定

[入力形式]
ipv6 ufs-cache timeout { tcp | udp | others } TIME
no ipv6 ufs-cache timeout { tcp | udp | others } TIME
[パラメータ]

tcp...TCPタイムアウト時間

udp...UDPタイムアウト時間

others...TCP、UDP以外のタイムアウト時間

TIME...キャッシュエントリ持続時間(秒)

  • 範囲: 0〜65535

[説明]

UFSキャッシュのタイムアウト時間を設定します。

[デフォルト値]
  • tcp: 30

  • udp: 30

  • others: 30

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 ufs-cache timeout tcp 60
no ipv6 ufs-cache timeout tcp 60
[ノート]

システムの負荷状況によっては、タイムアウト時間で即時にはキャッシュが消えないことがあります。

Unnumbered接続の設定

[入力形式]
ipv6 unnumbered INTERFACE
no ipv6 unnumbered [ INTERFACE ]
[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]

Unnumbered接続を設定します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

インタフェースコンフィグモード

[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
ipv6 unnumbered GigaEthernet0.0
no ipv6 unnumbered
[ノート]
本コマンドの実行により、Unnumbered設定以前に設定されていたリンクローカルスコープより大きいスコープのアドレス設定はすべて消去されます。
Tunnelインタフェースへの設定は未サポートになります。

アドレスの表示

[入力形式]

show ipv6 address [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
インタフェースのアドレス情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 address

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

ネクストホップの表示

[入力形式]

show ipv6 gateway

[パラメータ]

なし

[説明]

ネクストホップ情報を表示します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 gateway

[ノート]

なし

インタフェース情報の表示

[入力形式]

show ipv6 interface [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE ...インタフェース名

[説明]
インタフェースに関連するIPv6情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 interface

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合、コンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

ローカルパケットポリシールーティング情報表示

[入力形式]

show ipv6 local policy

[パラメータ]

なし

[説明]

IPv6ローカル生成パケットのポリシールーティング情報を表示します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 local policy

[ノート]

なし

MLD統計情報の表示

[入力形式]

show ipv6 mld statistics [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE ...インタフェース名

[説明]
MLDの統計情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 mld statistics

[ノート]
パラメータのINTERFACEを指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

近隣探索情報の表示

[入力形式]

show ipv6 neighbor-discovery [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
インタフェースの近隣探索情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 neighbor-discovery

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

近隣キャッシュの表示

[入力形式]

show ipv6 neighbors [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
近隣キャッシュを表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 neighbors

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

Path MTUキャッシュ/統計情報表示

[入力形式]

show ipv6 pmtu

[パラメータ]

なし

[説明]

Path MTU関連統計情報とキャッシュエントリを表示します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]

show ipv6 pmtu

[ノート]

なし

ポリシールーティング情報表示

[入力形式]

show ipv6 policy [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]

インタフェースごとのIPv6ポリシールーティング情報を表示します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 policy

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

プレフィックスの表示

[入力形式]

show ipv6 prefix [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
インタフェースのプレフィックス情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 prefix

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

IPv6ルーティングパラメータの表示

[入力形式]

show ipv6 protocols

[パラメータ]

なし

[説明]
IPv6ルーティングパラメータを表示します。
IPv6のパケットスイッチングやルーティングプロトコルに関するパラメータが表示されます。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 protocols

[ノート]

なし

ルーティングテーブルエントリの表示

[入力形式]
show ipv6 route [ TYPE ] [ PREFIX/PREFIXLEN ] [ interface INTERFACE ]
show ipv6 route summary

[パラメータ]

TYPE...ルート種別

  • local...自ノード宛ホストルートの表示

  • connected...ダイレクトルートの表示

  • static...スタティックルートの表示

INTERFACE...インタフェース名

PREFIX...プレフィックス

`/'...プレフィックスとプレフィックス長を区別する区切り記号
  • 前後に空白および制御文字を含めません

PREFIX-LEN...プレフィックス長
  • 範囲: 0〜128

[説明]
ルーティングテーブルエントリを表示します。
パラメータを省略した場合は全ルーティングテーブルエントリ情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show ipv6 route
show ipv6 route summary
[ノート]

なし

[IX2000/IX3000シリーズ差分]
  • 未サポートのルート種別 (rip,ospf)

近隣ルータの表示

[入力形式]

show ipv6 routers [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
ルータ通知メッセージを報知しているオンリンクルータ情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 routers

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

スタティックルーティングエントリの表示

[入力形式]

show ipv6 static-routes

[パラメータ]

なし

[説明]

スタティックルーティングエントリを表示します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 static-routes

[ノート]

なし

統計情報の表示

[入力形式]

show ipv6 traffic [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
統計情報を表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]

全コンフィグモード (※ 初期ユーザー登録モードを除く)

[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

show ipv6 traffic

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を表示します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって表示される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

UFSキャッシュの表示

[入力形式]

show ipv6 ufs-cache [ verbose ] [ entries ENTRIES ]

[パラメータ]

verbose ...詳細表示

  • verbose オプションなしの場合

    プロトコル、アドレス、ポートでまとめ、有効なキャッシュがある場合に表示します。
  • verbose オプションありの場合

    すべてのキャッシュエントリを表示します。

entries ...インタフェース毎のキャッシュ表示数制限

ENTRIES ...インタフェース毎のキャッシュ表示数

  • 範囲: 0〜65535

  • 0 指定時には、UFSキャッシュのヘッダ情報のみを表示します。

[説明]
UFSキャッシュを表示します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
EXECモード
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]
show ipv6 ufs-cache
show ipv6 ufs-cache entries 0
[ノート]

実行するコンフィグモードによって表示される内容が異なります。

  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の表示

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の表示

ローカルパケットポリシールーティング情報の消去

[入力形式]

clear ipv6 local policy

[パラメータ]

なし

[説明]

IPv6ローカルポリシールーティング統計情報を消去します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 local policy

[ノート]

なし

MLD統計情報の消去

[入力形式]

clear ipv6 mld statistics [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE ... インタフェース名

[説明]
MLDの統計情報を消去します。パラメータのINTERFACEを指定した場合は指定されたインタフェースの情報を消去します。
INTERFACEを省略した場合はコンフィグモードによって消去される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の消去

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 mld statistics

[ノート]

なし

近隣キャッシュの消去

[入力形式]

clear ipv6 neighbors [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
近隣キャッシュを消去します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 neighbors

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を消去します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって消去される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の消去

Path MTUキャッシュ/統計情報消去

[入力形式]

clear ipv6 pmtu [ cache | statistics ]

[パラメータ]

cache...キャッシュエントリ消去

statistics...統計情報消去

[説明]

Path MTUキャッシュエントリの消去、または統計情報を消去します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator

[入力例]
clear ipv6 pmtu cache
clear ipv6 pmtu statistics
[ノート]

なし

ポリシールーティング情報の消去

[入力形式]

clear ipv6 policy [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]

IPv6ポリシールーティング統計情報を消去します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 policy

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を消去します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって消去される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の消去

ルーティングテーブルエントリの再構築

[入力形式]

clear ipv6 route [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]
ルーティングテーブルエントリを一度消去し再構築します。
[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 route

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースに関連するエントリを消去します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって消去される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関するエントリの消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関するエントリの消去

統計情報の消去

[入力形式]

clear ipv6 traffic [ INTERFACE ]

[パラメータ]

INTERFACE...インタフェース名

[説明]

統計情報を消去します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]

全コンフィグモード (※ 初期ユーザー登録モードを除く)

[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 traffic

[ノート]
パラメータの INTERFACE を指定した場合は指定されたインタフェースの情報を消去します。
INTERFACE を省略した場合はコンフィグモードによって消去される内容が異なります。
  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の消去

UFSキャッシュエントリの消去

[入力形式]

clear ipv6 ufs-cache

[パラメータ]

なし

[説明]

UFSキャッシュを消去します。

[デフォルト値]

なし

[実行モード]
グローバルコンフィグモード
インタフェースコンフィグモード
[ユーザー権限]

Administrator/Operator/Monitor

[入力例]

clear ipv6 ufs-cache

[ノート]

実行するコンフィグモードによって消去される内容が異なります。

  • グローバルコンフィグモード...全インタフェースに関する情報の消去

  • インタフェースコンフィグモード...そのインタフェースに関する情報の消去

コマンド変更情報

Ver1.1 コマンド変更情報

Ver1.2 コマンド変更情報